理解とは
心
慎ましくなければ
できない
どれほどの
知識を
持ってしても
傲慢な
気持ちから
理解は
生まれない
社会は
いつも
知識でしか
人を理解しない
知恵が
無いから
だろう
人の価値を
判断する時も
その人間の
意志など
見向きもしない
しかし
生きることに
意志ほど
欠かせない
ものはないと
誰もが
気付いているのに
いや
背を
向けすぎた
意志を
忘れたのかも
しれない
若者が
エゴイストな
わけでもなく
老齢な人間が
賢明な
分けでもない
人の持つ
洞察力や
浅はかさも
歩いて来た
道が
語るだけのこと
愛も
そうだろうか
心なんて
いつだって
ある
誰にだって
ある
ただ
欲しいものが
意志なら
自分の
背後を
照らす
灯りが
雨に
流れる時
振り返るといい
流れているものが
何か
分るから
だから
雨の日は
振り返らず
意志を
隠す
僕に
理解は
いらない
傲慢でも
無知でも
いい
そう
心に
嘘を
呟く
知恵が
あるから
それでも
それでも
愛は
失えない
抱き締める
愛が
あるから


