僕等
人間は
うぬぼれているのか
ごまかしているのか
自然の事実を
文明の規範により
乗り越えようと
している
自らの心と身体を
獲物にしながら
人間は
何を待つ
希望
それとも
絶望
どちらも
紙一重
しかし
明日が来る
待たずとも
明日が来ると
信じ
ありふれた
明日が来ると
信じ
しかし
ありふれた明日など
どこにもない
近い明日ほど
不確かで
遠い明日ほど
確かだということを
人間は
知っているのに
ありふれた明日を
文明の規範で
決めつける
だから
明日を塗り替えるため
人間は
今日に
幻想を
描くのか
しかし
現実逃避という
場所に
明日は無い
生身の
心と身体を
今日に晒し
僕等は
生きている
明日とは
今
抱きしめる
生身の愛が
描かせる
ものでしかない
全ては
僕等の中に
しまわれている
真実が
しまわれている
自然の中の
一部でしかない
僕等だからこそ
乗り越えられる
明日がある
生身の
僕等だからこそ
愛が
生まれるのだから
この愛は
消さぬ
遠い明日に
辿りついても
うぬぼれも
ごまかしも
愛には通じない
この
愛を


