「The empty other side。。。」 | 我ここに在りてここに無し
子供の頃
空の向こうに
なにがあるかなんて
知らなかった
それでよかった
目に見える
世界が
全てだった
光は
見える世界を
広げ
果てしなく
明日を
見ていた
やがて
大人になり
人間が
名づけた
ものに
囲まれていくほど
自分の
言葉は
心の奥深く
しまい込まれ
空の向こうに
あるものさえ
身勝手に
語り始める
触れたこともない
空の向こうを
二本の
レールの上を
ただ
走り続けても
質感の無い
景色だけが
流れていた
足を止め
二本のレールを
眺めたとき
触れることのできる
景色に
出会う
君は
それを
知っていた
空の向こうに
なにがあるかなんて
僕は
いまも
知らない
でも
二本のレールの
彼方に
あるものを
知ったよ
君に
触れて

