73. The leading role of the discount | 我ここに在りてここに無し

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青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。










錬太郎が、アッ君、いやアダムの悪戯で飛ばされた、あの南海の孤島らしき場所。。。


 そこで遭遇した。。。そう。。。MUSIMIRU-TMのТシャツを着た集団が錬太郎の目の前に現れゆっくりと歩き近づいてきた。




 裕と泉もいた。。。




 そして。。。なぜか。。。そのチームには存在しないはずの人間が一人。。。





 錬太郎と美由紀は口元が少し開き、その男を見て呆気に取られていた。




「TM」チームリーダーのタカポン、「S」爽快デカ(刑事)の助、「U」コーディネーター裕、「R」ナース瑠菜、「M」マジカル桃子、「I」命の泉





 そして、最後にその男が言った。。。。





「おまけの和也!!!。。。どう?かっくいい?」




「我ら虫観るチーム7人衆」











 と全員が口を揃えて言った。





 ちょっと待て。



 虫観るチームは分っているが、”おまけの和也”ってなんだよ?茂木和也がなんでここにいるんだ?それに”おまけ”って。。。そのまんまだろう。。。。なんなんだ?





「和也!お前がなんでそこにいるんだよ?それに”おまけ”って?」




「だって、俺は”おまけ”なんだから仕方ないだろう。一応俺も創造主の一人としてお前の傍でずーっと暮らしてたんだから」




「じゃ、なんで最初に虫観るチームとして登場しなかったんだよ?」




「やっぱり主役は最後に登場するもんさ♪”おまけ”って、君らが考えるような”おまけ”じゃないぞ! Discountじゃない。。。”ゼロ”つまり”0”。。。何も無し。。。無だよ。俺は”無”さ!虫観るチームの正式名称は。。。虫観るチーム”ゼロ ”となる。どう?かっくいいだろう♪」






 錬太郎と美由紀は和也を見ていた。確かに胸には”0”のマークが入ってる。だが、アダムは洒落で創ったチームだと言っていた。






 アダムとイヴを見ると、二人の脇に並んで立っていた。そして、その後ろに虫観るチームが。。。





 この整列の仕方っておかしくないか?



 何か、和也が中心に立っているような。。。しかも、アッ君とヒマちゃん。。。アダムとイヴも脇役といった並び方だ。










「おい、和也。その整列の仕方って。。。何か変じゃないのか?」




「いいんだよ、これで」




「何がい"いんだよ”だ。お前が一番偉そうに見えるぞ!?」




「だって、偉いんだから^^。。。ヘッヘーン♪」












 錬太郎と美由紀は和也をじーっと見た。





 和也、アダムとイヴ、そして虫観るチームは、錬太郎と美由紀を囲んだ。





 錬太郎は、横に立つ美由紀を見た。不安げな顔をしていると思いきや、目は輝き興味津々といった感じだった。






「和也、おまえらのことちゃんと説明しろよ。人類創生の歴史だよ。。。アダムとイヴにさっき教えてくれって頼んだんだ!」




「あぁ、いいよ^^。。。錬太郎。。。いや、”Invisible man”。。。”目に見えない男”!!!」







 軽い。。。やっぱり和也だ。




 だが”目に見えない男”と言った。



 

 何者なんだよ。。。あいつ、誰なんだ。。。









「一番近くにあるものが、一番見えにくいものさ。。。な!錬太郎^^」





太陽と月。。。そして。。。初めに遭遇した。。。あの宇宙空間が。。。広がっていた。。。










つづく