偶然と努力
時々見分けがつかなくなる
いったい
偶然と努力と
どれほどの
違いがあるのだろう
時に人は
飛躍的に跳ね上がる
人間の考えの及ばぬ世界へと
しかし
考えの及ばぬ世界など
あるはずがない
全ては
この狭い人間の頭蓋骨の中に
収められた脳の中でしか
創造も想像もできない
全ては
今この瞬間の
積み重ねでしかなく
その中で
人間が感じ取れる
世界でしかない
この世界から
逃れる術などない
ただ
受け止めるしかない
人間も動物も
自然界と呼ばれる世界に
住む生き物全て
ただ
あるがままを
受け止めるしかない
その中で
自らの定めに従って漂うだけ
ただ
それだけのようにも
思える
考えることが
無意味に感じられる
そんな時もあるだろう
所詮
その中でしか
我々人間は生きていない
ただ
あるがままを受け止め
一番不安定な姿勢で
僕らは
立ち続けるしかできない
だから
支えあう
そういう人間が愛しい
そう感じて
生きていくしか出来ない
そういう生き方が
とても
好きになっている
作り上げたものが
壊れていくことを悲しいと思う
それは
子供の頃には
あまり感じなかった
むしろ
壊れることを
楽しんでいたところもある
不思議なものだと思う
その心に
両手を差し出し
壊れたものを拾い集める
そんなことしか出来ない
自分も愛しいと
今は感じる
だから
まだ生きる見込みも
あるだろう
今を過ごす時間さえ
消え去る定めにの中に
生かされて
偶然と努力とは
そんなものかもしれない
ただ
自らは偶然でしか
存在しないと
思うことが
心地いい
その答えは
もう
知ってるはず
誰もが
知っているはず