日本では近世に到るまで、四つ足(獣肉)を食するのは、
血が汚れ、不浄とされ、基本的に禁じられていました。
このことは「しし食った報い」と呼ばれ
カノシシ・イノシシである鹿・猪肉とされますが
人間の欲望を満たすため、家畜として豚・牛・鶏の命を
工場製品の様に扱い、必要以上に生命を疎かにしてしまっていることも
同様であり
「弥栄」(いやさか)といって命あるものの無限の生成発展を説き、
鳥獣草木山河 皆 悉く 神性なりを説く
日本古来の精神とは相反する、全く逆の生き方をしています。
この生き方をする人を古来 日本では「鈴暗の道」と称し
忌みきらわれ、この道を生きる子孫は絶えるといわれていました。
それに対する生き方は「鈴明の道」といわれ
森羅万象 万物一体 すべてが繋がっていて生かされているという
縄文思考の生き方です。
古史古伝『ほつまつたゑ』にも、「鈴明の道」が説かれています。
こずゑおもふに
いましめの、なければみだる
はたれまの、たからあつめて
すえきゆる、これすずくらぞ
いきのうち、欲しをはなるる
これはすずかぞ
子孫の事を思ってみるに
戒めが、無ければ乱れていきます
ハタレ魔が、宝を集めていきます
その人達の行く末は消えていきます、これは鈴暗の道です
肉体の或る内に、欲望を離れること
これは鈴明の道といいます
参考文献「21世紀、地球人類は輝く」川村明仁・寺町武夫 たま出版