人間の心には二つの面がある。
一は海の水面のように、
外にあらわれて始終動いて
外面的行動的な現在意識である。
二は海の底のように波立たないが無数の生きた
“生物”を蔵しているように、無数の“生きた観念”
を蔵している潜在意識である。潜在意識は時として
“無意識”とも称せられて、
自分自身には気がつかないのに
働いているところの意識層である。
それは恰も物理学者の所謂るエーテルが、
色々の電磁波となり、光となり、熱となり、
色々の素粒子(物質の分子を更に
分解すると原子となり、原子を更に
分解すると素粒子になる)をも生み出す元で
あるけれども静止のままでは「無」で
ありながら、その波動が、与えられた力の
方向に随って継続運動をしているように、
潜在意識も、静止のままでは「無」
であるけれどもの、与えられた精神的暗示の
印象に随って、その通りに正続運動を
何物でもつくり出すのである。時として、
潜在意識は海中火山のように猛烈な力を
もって破壊的に働くこともある。
師のメッセージより