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異動の季節

さっき、以前仕事で絡みのあった人から異動の連絡をいただきました。
ここのところバタバタ続きということと、自分が昨年異動になったので今年は関係ないって思っていることもあって全く気にしていなかったのですが、もうそういう季節なんですよね。

ただ、今回の異動でびっくりしたのは、退職のご報告だったこと。
家庭の事情で転勤はできないので、地元の企業を探すとのこと。
とても優秀な方で、会社を背負って立つと言われている人のこの決断は、同社にとってもかなり厳しいものになるような気がします。
一方で、ご本人もなかなか思うような職がなくて大変らしいです。
就職戦線についていろいろ報道されていて、売り手市場と聞いていましたが、あくまでもそれは若い人たち限定の話で、中高年にはやはり厳しい雇用情勢が続いていることを実感。自分自身のビジネススキルを考えたとき、自分の市場価値がいかほどのものか、冷静に値踏みしなくちゃいけないなぁ~と痛感させられました。

毎夜、帰宅途中に送別会らしき集団とすれ違いますが、酔っ払っている人の顔も悲喜こもごもが見えます。
多分、自分自身の異動は無いでしょうが、今年はどんな出会いと別れがあるのかな?
ちなみに、写真は去年の私の異動の時の送別会の画像(去年も載っけましたけど・・・)。
木に登ってるが上司で、おろそうとしているのが部下・・・どうなってるんでしょうかねぇw。
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パフューム(ネタバレあり)

昨日は知り合いと映画「パフューム」を見て来ました。

ラスト手前の衝撃的な(官能的な?)シーンについて、何かと話題になっている映画ですが、個人的にはBGMをラトル/ベルリンフィルが演奏しているということだったので、どんな曲をどういう風に演奏になっているのかという点も興味津々でした。

で、音楽のほうの結果から言うと、音楽的にはハズレですね。

オケにはそれぞれ長所があると思いますが、私の持っているベルリンフィルのイメージは「機能的」なオーケストラ。どんなに難しい曲であっても演奏できない曲は無い。もちろん、それだけの職人的な奏者を揃えているので多面的な表現は出来ますけど、例えば、艶かしさではウィーンフィル、音の迫力はシカゴなどのアメリカオケ、色彩感はフランスオケ、純粋にドイツ的な響きはドレスデンとかバンベルグなどなど、軸となる部分についてはベルリンフィルよりも勝っているというオケはあるわけで。。。
今回のBGMは、作りが単調で私の持っているベルリンフィルの「機能面」を活かす様な曲にはなってませんでした。
となれば、ベルリンフィルではなくて、フランス的な色彩を少しでも残すという観点からフランス国立管弦楽団あたりでよかったんじゃないでしょうか?せめてR.シュトラウスの作品くらい華やかで色のある音楽を奏でるのなら、ベルリンフィルにもマッチする部分もあったかも知れないんですけど。いずれにしても期待していた分、肩透かしを食った感じです。
どこぞの映画評に、「英米人のキャストで、ドイツ人監督が、フランスを舞台に描いているので、とても全体がアンバランス」って書かれていたのを読みましたけど、何となく納得です。

作品全体について言えば、まずは安易に人を殺しすぎ。
主人公の母親から始まり、(私腹を肥やす目的ではあるけど)主人公を育てた人、雇い主などが次々と死んでいき、挙句の果てには自分の欲望(=最高の香水を創造する)ために、においを抽出するための実験台として2人、香水の原料として13人・・・2時間15分ほどの間に合計20人以上が亡くなりました。まぁ小説だから仕方ないとはいえ、ちょっと安易な設定かな。

それはさておき、問題のラストシーンなんですけど、ここはいろいろ解釈があるのではないかと・・・。

この主人公にとって香りとは、「香り」こそがあらゆるものの尺度であるにもかかわらず、自分自身に匂いが無いことを知って、世の中に自分の存在を示すために世界最高の香りを創造しようとするわけですが・・・。
美しく穢れない女性を素材にして自分自身最高傑作の香水を作り上げ、処刑台に立たされるときにその香りを振りまくことで、民衆の怒りを沈めるどころか、快楽の極地に変えてしまう。
でも、一方で、民衆が快楽に溺れたのは香水を創造し得た主人公に対してではなく、あくまでも作り上げられた香水の香りであることに気が付いた主人公は、急速に醒めていきます。
そして、初めて嗅いだ自分にとっての究極の香りを放つ少女との出会いを回想し、そこで初めて彼は涙を流す。
この涙の解釈について、いろんな考え方があると思います。
結局、どんなに美しく穢れない女性の匂いを集めても初めて出会ったの少女の香りに感じた燃えるような想いを越えることが出来ないと悟った無念の思いなのか、死に直面して初めての恋の感情に気付き、自らその恋に終止符を打ってしまった悔恨の情なのか、それとも彼女への愛情の芽生えだったのか・・・
その香りがどんなものであったか、音楽が雄弁に語ってくれれば解釈しやすかったのでしょうが、残念ながら程遠いものでした。

いずれにしても、世界が平伏したのは自分の才能ではなく、自分の想像した香りであることに気が付き、世界に自分の存在を残すことが出来ないと感じて、自分の気持ちにぽっかりと空いてしまった空間を埋めるために、自らを消してしまわざるを得なかったのでしょう。

この映画を見た方はどのように感じるのでしょうか??

今週のお散歩@等々力渓谷ほか

すでに書いてますけど、今週は等々力渓谷に行ってきました。

初めて行ったんですけど、23区内にあんなに静かなところあるんですねぇ。
すぐ近くに環八が走ってるのに、渓谷の中に入ったとたんに聞こえなくなって、せせらぎと鳥の声で満たされるちょっとした異空間でした。
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広さ的にはたいした広くは無いではないですけど、渓谷以外にも日本庭園あり、不動尊あり、横穴式洞窟ありといろいろ楽しめました。
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日本庭園では、園内整備の方から「珍しい椿が咲いてるんですよ」と紹介をいただいて、椿の写真を撮ってきました。花びらがこんな形をしている椿ははじめてみました。
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それから、しばらく多摩川の土手をお散歩して、二子玉川まで戻り、そこから電車で桜新町の長谷川町子美術館へ。
規模は小さいですけど、町子さんと現館長さん(長谷川鞠子さん=町子さんのお姉さん)の収集のコンセプトがはっきり分かりやすい作品が多かったです。
基本的に風景画を中心に淡い色の絵が多かったですね。色合いがはっきりしているものはピンク・赤系の色の作品が多かったような・・・。その他にサザエさんの自宅の17分の1モデルも展示されてました。改めて「こんな家だったのねぇ~」って感じですw。

その後もう少し歩を進めて駒沢公園まで。
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母親の万歩計が24000歩くらいまできたので、ここでお散歩は終了。最初は三軒茶屋まで歩くつもりだったんですけどね。

程よく疲れたので、あとはお酒を飲んで寝ちゃえってことで、ホワイトデーのお返しを買う前に池袋で途中下車してワインを一本。コメントいただくFRAUさんがよくエチケットの画像を載せているので、私もマネして載せてみます。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/5d/90/weissburst/folder/479772/img_479772_47208191_6?2007-03-11

フルボディ好きの我が家にはちょっと軽めだったかな?でも癖無くのみ口の柔らかいワインでした。