今回はFUJIFILM FinePix S5700です．
このカメラ，アメリカではS700という型番で，欧州ではS5700とのこと．
発売が2007年ですが，この9月にはFinePix S8000fdが登場しています．
ズームが18xなので，10xのS5700よりも長いレンズがついています．
2007年3月にはOLYMPUS CAMEDIA SP-550UZというやはり18xズームのカメラが出ています．
この頃高倍ズームが流行ってしのぎを削ったのかと思われます．
画素数とかズーム倍率とか，あるいはISO感度とか分かりやすく数値化できるところで売上も変わるのでしょう．
撮像素子のサイズが変わらず画素数が多くなれば画素あたりの面積は減り，感度に影響しますので，高画素ほど良いわけでなく，高倍ズームも設計上無理が来ますし，常用のズームの範囲も10xもあれば多くの場合十分で，倍率がとにかく高ければ良いわけではないだろうと思います．
・・・と，思いはするのですが，最近ちょっと高倍のズーム機も欲しくなって来ました．
10xは割と普通になっているので，20xかそれ以上のものを．
そこで，ヤフオク等でFinePix S8000fdやCAMEDIA SP-550UZ，SP-565UZをついついポチッと行きそうになりました．
ネットで物色するうち，Nikon COOLPIX L820が2000円というのがあったのでポチッと行きました．
ズームが30xです．2013年と比較的新しいので，おそらく手ぶれ補正も2007年の前述のカメラより良いことでしょう．
入札後放置していたのですが，動作保証なく他に競争相手もいないかと思っていたら，他の人に落札されました．
また余計な買い物をせずに済みましたが・・・でも残念．
