今年も ちょっとドライブ。
赤い午後ティーを連れて。
空も海も青い。
あの時も、去年もあった 屋根付きベンチは
入れないように板を張り付けてあった。
いたずらするヤツがいるのか。
せっかくいいところなんだから、やめてよね。
暑い日だったけど
海からの風は少し涼し。
ご挨拶して
また海をみる
うちの回りでは もうみなくなったのに
ここにはいるようだ
アブラゼミやミンミンゼミ
やっぱり少し涼しいのかな。
ちょっと早い気もする、ツクツクボウシも鳴いてたし。
展望台のようなところがあるんだけど
先客がいて上がれなかったわ。
残念。
午後ティーとツーショット 撮ってみた(笑)
ひとりじゃ ちょっと絵にならない
また くるよ。
ここは 何にもなくて いいところ。
ちょっと咲いてたり。
よつばはみつけられなかった。
3年経つ。
6月のはじめにダーリンの通院日に若姫も一緒に連れていって、処置してる間に主治医にこれからのことを聞いて。どうなっていくか、どれくらいの命なのか等々。3人でおんなじ時に共有するために。
ダーリンは病院の日だったことなんかもう忘れてて、その後ダーリンお気に入りのハンバーガーを食べようとお店に行って。コロナ中だったのでテイクアウトしかできず、近くの公園でパクついて 帰る途中のサービスエリアでかき氷とか食べて、みんなでお出掛けは楽しいな~とかってご機嫌でまた行こう♪とかっていう。
その後の通院で治療はもうできることがないと中断される。突然に。
しばらくは目が見えなくなってきたりで、不安もあったりして精神的に不安定になってきたりしてた。お仕事もできなくなった。
その後はどれくらいの日数だったかもう忘れちゃったけどとても大変になった。意志疎通ができなくなってしまった。英語で延々おしゃべりしたり、よくわからないことを日中も夜も延々と休みなくおしゃべりしたり。トイレに行くというから補助するけど気に入らないとか、歩けないのに自分で行こうとして間に合わなかったり。連れていっても何をしにきたのか忘れちゃったり。
見えないことの不安と忘れちゃうことでトイレに連れていく・車イスから立たせる・便座に座るために反対向く・座る・用を足す・立つ・車イスに座るために反対向く・座る…等々ができない。ひとつの動作だけで数分かかる。不安だから すごく文句言う、かなりキツイ言葉で。そして、大きい声で。
ダーリンはカラダが大きいので、チビの月ではなかなか難しい。
そして、時間構わずなので 寝る暇もない。いうことをきいてもらえなくてイライラする。病気だとわかってるのに。とても情けなくなる。
大声あげてケンカなんかしたことなかったのに、こんなときにふたりとも声を荒げるなんてさ…クタクタな日がしばらく続いたけど、あっけなく寝たきりになる。もう、意識もわからない。食べない飲まない。でも、点滴もしない。それが決めてたことだから。オムツにして毎回重さで尿の量を測る。どれくらいたったかな…ガリガリになってしまってたけど。
あの日は訪問看護のドクターがいらっしゃる日で、ダーリンのようすがちょっといつもと違うねって姫と話してて、診察のあと帰っていくドクターにあとどのくらいだとおもうかとうかがってみた。そしたらあと1週間くらいかなといわれて、慌ててダーリン家族に知らせたりした。
なのにもうその日の夜、どんどん悪くなっていって もうがんばらなくていいよ~とかっていいながら、がんばって~とかいったり。いよいよというときに若と姫とダーリンと月で写真撮ろうって撮ったら、ダーリン ひと息はぁって深い呼吸のあと逝ってしまった。
それが今日、これくらいの時間。
夫キミ が逝く その刹那
吾の声は届いたか
あとは仙人のように