第3日、8月1日(土) ゴッタルド峠 (Passo del San Gottardo, 2091m) ~ Giübin(2776m)
この日はスイスの建国記念日。村のお祭りの関係で駐車場の車を朝7時までに別の場所へ動かす必要があって、早朝6時過ぎに起きて外へ。
早起きは、、、とはよく言ったもので、この早起きのおかげで朝焼けの山を見ることが出来ました。
こちら「風情のある建物」の朝食ホール。雰囲気は悪くないです。雰囲気は、、、
天気予報では午後遅くに雷雨の可能性ありと。なので短めのコースを考えます。

結局、車でゴッタルド峠(Passo del San Gottardo, 2091m)まで行って、そこからGiübin(2776m)を往復するプラン。歩き始めは10時半ころ。朝もう少しサッサと準備すれば行程いろいろラクになるのですが、なかなかそうもいかない人がいまして。。。
最初の40分ほどは立派な舗装路です。許可を持った関係者だけが入れるはずなんですが、結構遠い所のナンバーのもいます。大抵はイタリアナンバーです。
後方に見える建物群が峠の茶屋(じゃないけど)の類の建物。遠くに小さく見える3本の白い柱、風力発電用風車の支柱で、ただ今建設中。(一番手前の柱は別) 自然エネルギーの活用は支持しますが、何もこんなところに作らなくてもいいのになぁ、とも思います。もっともここは昔から車ぶんぶん通る峠道だし、すぐそばに大きなダムも作っちゃったところなので、今更自然景観が云々言わなくても、ってところかもしれません。

こちら側にもダムがあって、立派な舗装道路はこのダムまで。ここから登山道となり、しばらく地味な登りが続くので写真が少ないです。次の写真は、、、
2時間ほど歩いたところ、十分に高山の雰囲気。
途中小さな雪渓もありまして、
ほどなく頂上。峠から2時間半ほどでした。頂上は展望開けていい景色なのですが、この日は結構霞んでいて写真にすると全然ぱっとしません。
ゆっくり昼ご飯休憩したところで改めて周囲を見渡すと、、、今いる場所の上空は晴れていますが、周囲の山の頂上付近には結構怪しい黒い雲が出来ています。朝時点の天気予報よりも早い時間に降りだしそうな雰囲気。降り出す前にせめて稜線だけは離れていたいところ。さっさと帰ろう。
雪渓歩くところって、雰囲気が出るので必ず写真撮りまくります。
お花も、一応。
写真中央の山が今登ってきたところ。厳密に言うと、黒く見える先端ではなくて、その左奥、全然高そうには見えないところが頂上のようです。写真よほど拡大しないと分からないですね。
それはいいけど、、、しばらくしたら遠くの山で雷鳴。この辺はまだ大丈夫そうだけど。
頂上から小一時間ほどのところに山小屋があります。そこを通りかかるくらいの時に、まだ雷雨の気配ではないけど小雨がポツポツ来ました。小屋でしばらく様子見するかどうか考えましたが、このあと天気がそんなに良くなりそうもないし、尾根筋はとっくに離れてここからはジープも走れるような道なので、先を急ぐことにして傘さして歩き始めました。
しばらくして雨脚強くなった時、ちょうど近くに使われていない建造物があったのでその軒先で雨宿り。10分ほどで雨は小降りになったのでまた歩き始めます。そのうち雨も止みました。
更に下ったころ、わりと近くで雷鳴。見上げると、先ほど自分たちが居た山の頂上が雲に覆われていて、雷鳴はそのわりと近くから聞こえる感じです。ヤバかった~。早く降りてきて正解でした。
更にジープも通れる道(つまりあまり面白くない道)をだらだら歩いて、
ようやくダム湖の末端に到着。往路はダムからすぐに南斜面の登山道を登りました。帰りは途中分岐から別の道(ジープも通れる道)を通り、ダム湖沿いにダムまで歩きます。こちらの道を選んだのは雨でも安全に歩けそうだったから。
そのダムも過ぎてアスファルトの道を歩いていると、動物の声。
マーモットでしょうか。姿は(たぶん)写っていません。
峠近くまで来ると、脇の岩肌のずっと上の方にコンクリートの建造物がありますが、下の道からどうやってあそこまで行くのか不思議な場所にあります。また今使われているようには見えません。
開口は、ゴッタルド峠を南側から登ってくる谷添いの旧道の方を向いています。おそらく、第一次大戦中とかに、峠の南側から(ってことはイタリア軍?)が攻めてきた場合に応酬するための砲台か何かの跡ではないかと想像します。似たようなのは一昨年の南チロルの旧国境(イタリアと当時のオーストリア)のあたりでもいくつも見かけましたので。
更に峠に近づくと、道端に、こちらは現役っぽい何かが。

現役の軍事施設であることは注意書きで分かりますが、、、いったい何だろう?
ほどなく帰着。16時16分のタイムスタンプです。
途中少し降られましたがずぶ濡れになることもなく、その後はまた晴れたので、結構悪くない一日でした。
まっすぐ帰っても夕食には早いので、ちょっと寄り道していきます。ところで、車に乗るか乗らないかのタイミングでまた雨がポツポツ来て、更に20~30分後には一時ものすごい雷雨になりました。ちゃんとした道路を車で走っていても思わず徐行してしまうくらい。運良かったんですね。日頃の行いのおかげか。(ウソ)
ゴッタルド峠へは、旧道と新道が通じています。とりわけ旧道の方、ロード自転車での峠越えガイドにも出ている有名なルートですが、結構長い区間が石畳だというので去年来た時にはパスしました。
この日朝登ってくるとき、北から登る側の旧道は「一般車通行禁止」になっていました。自転車と歩行者、それと一部の許可車両専用。ですが峠で見ていると南側の旧道は一般車も通れるようです。なのでこちらの見物に。
運転中の写真は助手席の青年に撮ってもらっています。
こりゃすごい。自転車で、特に下りなんか走りたくないです。、、、と軟弱な私は思ってしまいますが、
登ってくる人たち、結構います。
正面上の方に見えるのが新道の半トンネルです。
だいぶ降りたところでようやく普通のアスファルトになり、新道に戻れる場所があったので戻ろうとしたところで、面白いものに遭遇。
輸送中の発電風車の羽根です。何年か前にドレスデンへの行き帰りの際に高速SAでも見かけたことがありまして、その時のは長~いトレーラーに水平に積んでいました。(サイズはこれよりもっと大きかったと思う。)
ここのは専用台らしいトレーラーに片持ちで固定して、斜めの状態ですが、、、このまま走るの?これじゃあ半トンネルのところ通れないし、かといって旧道の急カーブも曲がれないと思うし、、、半トンネルでは角度下げて通るんですかね?それともここからはヘリコプターで運ぶとか??
、、、というわけで、山から下りた後も含めて楽しい一日でした。
冒頭に書いた通りこの日はスイスの建国記念日で、Andermattの村のメインストリートではお祭りやっています。
結構密ですね。そういえば、スイスではホテルやお店の中でもマスク義務はなく、レストランのスタッフもマスクしていませんでした。唯一、公共交通機関の社内だけがマスク義務あり。
さて明日から3日間天気が悪いって予報なので、明日はいったん帰宅します。その後の天気予報みて第2部を考えます。


















