フランクフルトはそれなりに都会でして、日本食材店も何軒かあります。中華系・韓国系のアジア食材店は更に充実していまして、基本的な日本食材はこれらのところでだいいたい入手可能です。

 

それでも我が家の必需品でありながら当地で入手困難だったものが2つありまして、「天然だしパック」と「塩こんぶ」です。

顆粒の「だしの素」は普通に売っていて、よく探せば合成調味料無添加のもあるようですが、ティーバッグ型の「天然だしパック」は入ってきていないようです。EUの規制で輸入できないという話(未確認)も聞きます。「塩こんぶ」は一時見かけたのですが、ここ数年見かけません。

なので一時帰国の際にはこれらをしこたま買い込んで、それでなんとか1年持たせるということを続けてきました。いずれも表示された賞味期限は2~6ヵ月ですが、腐るものでもなく、1年間は問題ありませんでした。

今年も4月に家族そろって一時帰国の予定で、これらの備蓄もその前にほぼ枯渇したところで、、、コロナ禍で一時帰国がキャンセル。親戚や友人に会えないこと、日本の旨いもの食べられないことも寂しいですが、枯渇した食材もまた切実な問題です。

以前から、とりわけアジア食材入手困難なところにお住まいの方々の間では、納豆や味噌など自作する話は伺っていましたし、「ちゃんと作ると買う良い美味しいから」ってことで日本に居ても作っている人たちの話も聞いてはいました。でも我が家はそこまでマメではないので、買えるものは買って済ませていました。

出汁に関しては、だし昆布は当地のアジア食材店で入手可能でして(一番最近買ったのは韓国産、パッケージの写真撮りそびれ)、EU食品輸入規制で一時途絶えたカツオの削り節も「和田久」がスペインで作るようになって普通に入手可能になりました。

日本で売ってる「天然だしパック」より少し高くつきますが、出汁を取るのはそんなに面倒なことではないし、味は「パック」より美味しいです。

塩こんぶは、以前にもネットで調べて、自分でそれらしいものが作れなくもないというのは読んでいましたが、ちょうど出汁用にレギュラーに昆布を消費するようになったので、この機に(カミさんが)挑戦してみました。

前半工程の写真を撮りそびれたのが残念。次回は忘れないようにしよう。

ざっと書くと、
・出汁をとった昆布を冷凍して取っておく。
・一定量溜まったら、細切りにして醤油と酢とみりんで煮る。
・「佃煮」ならそのまま食べればよし。
・これを乾かして、塩をまぶすと「塩こんぶ」に。
ということでして、この乾かしたやつに塩をまぶしているのが最初の写真。

 

 


私はここで初めて味見したのですが、、、ちょっと堅いです。ごはんの中で蒸らすと少し柔らかくなるし、お茶漬けにしても柔らかくなりますが、、、でも市販の塩こんぶよりまだかなり硬いです。ちょっと煮るのが浅かったか。

カミさんは、煮あがって干す前にも味見をしていまして、その状態のが結構悪くなかったといいます。じゃあってわけで、乾いたやつをもう一度煮てみると、わりと良い感じになりました。これが2枚目の写真。これはなかなかイケます。市販の「こんぶの佃煮」よりかなり薄味ですが、これは薄味好みに合わせて醤油を控えめにしたから。でももうちょっと醤油多くてもいいかな?

 

 

ってことで、切羽詰まればなんとかなるもんですね!

最後にスペイン産「かつお削り節」と、これが生まれた経緯の記事を紹介します。

 

 

 

スペインで鰹節を作る—老舗3代目社長の挑戦