「安全」。高校生や大学生の頃、先生方から強くご指導いただいていたのが「安全なフォームでウエイトリフティングを行う」ことです。

自分だけの独自方法、またはしっかりフォームを教わっていない者同士で判断してバーベルを挙げることほど危険なものはないと私は考えています。

私は幸運にもウエイトリフティングを始めた当初から、高校の監督や先輩・大学の先生方からしっかりと高度なフォームを教わることができました。

その基礎があったからこそ、ベルトやバンテージなどの保護アイテムを装着せずに170kgのバーベルをケガすることなく頭上に差し上げることができたのだと感じています。

今アスリートのトレーニングなどいろいろな場面で、スピード系トレーニングとして取り入れられているウエイトリフティング。

私はそのような場面で、初心者の方や若いアスリートの方々は特に痛めてケガすることがないよう、安全第一を意識したフォームとプログラムでウエイトリフティングの練習に取り組んでいただきたいと切に考えております。