この記事も、もっとわかりやすく
書き直します。
これからパーソナルトレーナーを
目指す方
またはクライアントの皆さん
ぜひ、この記事を読んでください。
指導者の価値を上げていきましょう。
指導者の価値を認知してください。
【この記事は定期的に更新します。】
皆さん、ご存知でしょうか。
インストラクターとトレーナー
この違いについてです。
たくさんの現場に足を運ばせていただき
たくさんの方とお話する機会があり
ほとんどの方がこの2つについて
『混合』している、もしくは
『わからない』という
お声をたくさんいただきました。
まず、辞書で言葉の意味を調べてみました。
指導をするいう考えでは
一緒だというのがわかります。
まず、内容を簡潔にまとめるため
結論から言います。
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【結論】
・インストラクターとトレーナーは全く別物
・トレーナーは生徒の身体の現状や悩みを解消し
解剖学、運動生理学、心理学
栄養学、トレーニング理論を用いて
ゴールへ導く指導者
・インストラクターは予め用意された
技術と知識を使って、万人の生徒に基礎的な
運動知識のアドバイスと技術指導を用いて
運動指導を行う指導者
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トレーナーとインストラクターの違い
について検索すると同じ記事が
増えてますね。
自分が書いた記事を参考にされている
部分もあって嬉しいです。
ありがとうございます。
インストラクターは、
マニュアル通りの指導者です。
つまりティーチャーです。
先生です。
トレーナーは、マニュアルがない
オリジナルの指導者です。
つまりコーチです。
訓練者です。
ここから、さらにティーチャーとコーチを
掘り下げていきます。
◉ティーチャー
教える人、知識やスキルを
相手に入れるイメージ
◉コーチ
引き出す人、知識やスキルを使って
相手から引き出すイメージ
◉ティーチャー
わからない事をわかるようにする。
できない事をできるようにする関わり方
◉コーチ
相手の能力、才能、素質、可能性、動機を
引き出す人、関わり方をする人
コーチの定義は、様々である。
パーソナルトレーナーの指導における
『コーチ』の存在は、
『引き出す関わり』と『教える関わり』
その両方が必要とされる。
指導においてパーソナルトレーナーが
インストラクターの
仕事を兼任することは出来ますが
インストラクターが
パーソナルトレーナーの
仕事を兼任することは
出来ないと言えるでしょう。
なぜなら『引き出す』能力に
差があるからです。
学校や塾の講師の教育者ように、
『教える』関わりと『引き出す』関わりの
バランスとよく似ている。
教育とは、相手の力を引き出すこと
関わり方だと思う。
そこで、じゃあ、
具体的に何がどう違うのか?ということだが
ティーチャー
ティーチャー
指導する、教えるという関わりは
『あなたは、ここと、ここが間違っている』
『あなたは、ここが出来ていない』
『あなたの、この部分が違う』
なような『指摘』と『評価』を用いる
場合が多い。
『出来ていない部分』にフォーカスする
人の場合と
『出来ている部分』にフォーカスする
人の場合で
関わり方が大きく違う。
コーチ
訓練者、引き出す人の関わり方は
『自分でやってみて、どうでした?』
『自分でうまく出来たと思うところは
どこですか?』
『自分でうまく出来なかったこと
思うところはどこですか?』
『どんなことをやってみたい?
どうなりたいですか?』
『もっとうまくやるには、
どうしたら良いと思いますか?』
主に、引き出す関わり方として『質問』が
用いられる。
立場の違いも明確である。
立場の違いも明確である。
【先生】➡︎【生徒】
【監督】➡︎【選手】
【師】➡︎【弟】
【知ってる人】➡︎【知らない人】
【できる人】➡︎【できない人】
上下関係が多少垣間見える。
【コーチ】🔛【クライアント】
お互いに対等な関係である。
相手の成長を促し、QOLを高めるには
相手の成長を促し、QOLを高めるには
『ティーチャー』の要素と『コーチ』の要素
この2つの要素
この2つの要素
ただし、完璧ではない。
そもそも、完璧など、存在はしない。
最善の努力と積み重ねを行い
修正しながら自身をアップデートし
1人でも多くの方に喜んでもらえるように
運動指導を行っている。
私が嫌いな先生は
間違ったところに『✔︎』をつける先生
私が嫌いな上司は
私ができていない所を『責める』上司
私の嫌いな人は、私を無視する人
私が好きな先生は
正解のところに『◎』をつけてくれる先生
私の好きな上司は
私の好きな上司は
私のできている所を『認めてくれる』上司
私が好きな人は、
私に笑顔で挨拶をしてくれる人
パーソナルトレーナー兼 運動指導者
狩野 謙斗
ティーチャーとコーチの活用について
コーチが万能というわけではありません。
知識や経験が少ない相手に対する基本的な
教育指導や緊急事態にはティーチャーが機能し、
日頃の人間関係づくりや信頼関係の構築には
コーチのコミュニケーションが機能します。
相手や組織の状況に合わせてコーチとティーチャーの
両方のメリットを臨機応変に活用することで、
人と組織が成長し、目標達成に向けて前へ動きだす。