とある中南米の国出身の義理両親。

 

今回、うちの両親が初めてアメリカにくる

というのに合わせて来てくれた。

 

なんならお互い初顔合わせ!

 

互いに英語ができないこの4人。

(義父とうちの父は簡単な英語ならわかる)

 

母親同士は、お互い通じないとわかっているのに

ガンガン母国語で話しかけるこのメンタルの強さ。

すごいわ。

 

 

そして両親が無事、沖縄に帰り

義理両親も帰国、となるはずが

まさかの義母のVISA手続きの関係で

アメリカから出国できないという事件。

 

というわけで、

義父はまずは義姉のいるニュージャージー州へ

一旦帰り、そろそろ帰国予定とのこと。

(帰国時にも色々ずっこけるトラブルが

 あったのでそれもまた別ブログで)

 

 

そんなこんなで、

旦那、私、息子、義母、町子さんの

暮らしが始まった。

 

 

初めてアメリカにきて義姉宅に滞在中

義母も一緒だったため、初めてのことではない。

 

 

が!旦那の休暇も終わり

本格的にお仕事再開。となると

 

 

新居には

言葉の通じない大人2人と1歳児。。。

 

 

 

 

うちの両親から帰国前

『ほんと大丈夫?

 ただでさえ義理両親との生活は大変なのに

 息子も見ながらって。。

 なにかあったら電話しなさいよ。

 っていっても別にすぐ飛んで助けにいける

 距離ではないからどうにもできないけど(笑)』

 

と笑われつつ、不安をあおるような言葉を残され

スタートした先月末。

 

 

 

 

言葉?ええ通じませんよ。未だに(笑)

私の日本語はもちろん、英語さえも通じません。

 

 

だからと言って、グーグル翻訳に助けられたのは

過去1回だけ。←逆にすごくない?(笑)

 

 

 

コミュニケーションの方法はというと

 

①私の知っているスペイン語で話す

 

➁ジェスチャーゲーム

 

 

 

①は、渡米前沖縄にいたときに

オンラインでスペイン語講座を

受けていたこともあり

簡単な単語は少しだけ

わかっていたということと

また日常生活で必要な単語は

嫌でも覚えるので私の記憶力次第。

新たに覚えた単語も増えてきた!!

(例)洗濯する、ご飯食べる、寝る、外出する等

 

 

 

➁は、もはやコント。

 

①でも伝わらない!

でも伝えなきゃどうしようもない!

ってときはジェスチャーゲーム(笑)

これが以外と通じる。

 

 

しかし、日本とむこうの国では

ジェスチャーの仕方が違うこともあり

お互い「ん?」となることもある。

 

 

 

例えば【お風呂に入る】

 

 

日本ではシャワーノズルを体にかけるような仕草

だったり、お湯を体にかけるような動き。

 

 

しかしこれを義母の前でやったところ

「なにそれ?」のような顔をされた。

 

 

 

全然伝わらないので

義母をバスルームに連れていき(笑)

シャワーやバスタブを指さして

『これこれ!』と言うと

【ああー!シャワーのことね!】と

理解してくれた。

 

すると義母は、手にボディタオルを取り

体を擦るような仕草をし

【シャワーはこうするのよ】と教えてくれた。

 

 

そうか!日本人みたいに

いちいちノズルを持って体にかける

なんてことはしないからわからなかったのか!

 

 

とこんな出来事がちょくちょくあって面白い。

 

 

 

また、私がキッチンにある包丁類を

磁石のようにくっつく板に立てておいていると

翌朝その包丁がごっそりなくなっていて

朝食を作るのに困った出来事もあった。

 

↓こういうタイプ

 

 

 

すると、すぐ手前の棚の中に

全ての包丁(ナイフも含む)が入っていた。

 

ランダムにおかれているだけなので

「とるとき危ないじゃん」と思い

また全部出して板に立てておいた。

 

するとまた翌朝、ごっそりなくなっていて

また棚の中に入っていた。

 

 

もはやコント(笑)

 

 

旦那にその話をすると

 

 

旦那が生まれた国は

お世辞にも治安が良いところではない。

強盗、住居侵入など

当たり前のように起こるため

もし誰かが入ってきて

家にある包丁を凶器として使われないよう

危険なものは棚に隠しておくのが普通だそう。

 

 

治安が良く、なんなら平和ボケをしている

私たち日本人には考えられない理由。

 

その習慣があってか

義母は就寝前には全ての鍵が閉まっているか

チェックしてから寝ている。

旦那も同じことをするのでWチェック状態(笑)

 

 

また、義母はお皿洗いが好きで

毎回食事が終わるたびに片づけてくれる。

 

本当は食洗器を使ってほしいが(水の節約)

手伝ってくれているので、ここはスルー。

 

 

しかし、乾いたお皿やコップを収納するのが

言葉は悪いがテキトー(笑)

とりあえず棚にぶっこむスタイル!

 

 

毎回ご飯を作ってくれるが(朝食は私の担当)

そのご飯をよそうのは私か旦那。

 

 

プレートや茶わん、コップを探すときは

いくつもある棚を全部開ける!

もう宝探しのような感覚!

 

あれ?昨日ここにあったのにない!

なんて毎回。

タッパーの位置は覚えてくれたようで

探すのは簡単。

なんなら最近スプーンも

例の包丁を入れている棚に隠しているので

それは今度取るのが大変。

(他にお玉や泡だて器、キッチンバサミ

 等も一緒に入っているため)

 

 

先日は、お腹がすきすぎて

早く食べたいのに

全然お皿が見つからない旦那が義母に

『お皿どこ!?

んもー同じとこ置いてって言ったじゃん』

とキレそうになっていたので

 

毎日この宝探しゲームをやっている私が

一発でお皿の位置を当て、教えてあげた。

だんだんパターンが読めてきた。

 


『片づけてもらえるだけありがたいんだから

 そっとしとき!探せばどっかにあるんだから笑』

 

 

と言って、旦那が暴言を吐くことはなかった。

 

 よきよき。


確かに↑は本音だが

本当は、怒られたところでヘソまげて

一切家事を手伝ってくれなくなることが

私としては1番問題!

だからあんまり怒らないでおくれ。

 

 

 

 

とまあ。色々面白エピソードもあり

ストレスを感じることもなく

義母との同居は来週で終わりをむかえる。

 

 

あまりにも話す相手がいない&

ニュージャージー州と比べてこっちは怖い

とのこと。

 

 

まあ、ニュージャージー州は住み慣れているしね

ここはあまりにも静かすぎるらしい(笑)

しかしもともとはNYに長く住んでいた義母。

そらー!NYから来たからね!!!

サイレンや大声で会話する人たち

車のクラクション音が常に鳴り響くNYから来たら

さぞ静かでひっそりとした街と思うことでしょう。

 

 

 

当初私は、義母と少しだけ同居すると

旦那から相談を受けたとき

喋る相手は私だけ、

けど私はスペイン語はわからない

TVを見るだけとなってしまうので

義母はストレスに感じるのではないかと

とても心配していた。

 

旦那は、『慣れているから大丈夫よ』と

言うが案の定、来週戻ることが決定。

VISAがおりるまでは義姉宅に滞在。

むこうは親戚もたくさんいるし

絶対そのほうが良い。

 

 

 

少し寂しくなるが

アメリカよりもさらに遠くに住む義母と

一緒に生活なんてなかなかできることではないので

残りの時間、義母の美味しい料理と

たまに急に始まるスペイン語講座を楽しもう。

 

 

急に

「(コップを指さして)これスペイン語で何?」

「(時計の数字を指さして)8は?」

 

 

良い先生だわ。

 

学校通わなくてもそろそろ喋れそう。

と勘違いしそうになる私なのでした。

 

 


※最近知ったのだが

義母は私に、彼女の国に遊びに来てほしい

願望があるらしい。

だからスペイン語教えてくれるのか(笑)

治安の悪さを知っている旦那からは全力拒否!

 

 

 

 

 

義母は旦那と同じく

お肉料理がとても上手♪

(というか野菜全然使わない)

↓無理矢理私だけサラダを追加

私の大好きな、フライドプランテーン♪

たまらん。