国際中医師アカデミー とうぎ【中医学日記】 -2ページ目

国際中医師アカデミー5周年記念の第2段、基礎から学べる中医臨床総合講座を先着20名の方に【半額】でご提供するキャンペーンをスタートしました!

講座を修了すると国際中医師の受験資格が得られます。基礎から中医学を学びたい方、患者さんを治せる漢方を学びたい方、間違いない漢方処方を学びたい方、薬局で漢方を強化したい方など、どなたでもお申込み頂けます。

半額でのお申込みは4月20日まで。お早目にお申込み下さい。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.iatcm.com/chui_sougou.html

登録月は、5月生となります。
学習は、申し込み完了から7日以内に開始できます。

※講座内容は先月お申込みが殺到した「中医臨床 総合課程講座 ビデオ、ライブ付」と同じです。ただ、こちらの講座にはビデオ、ライブ授業は含まれておりません。

治風剤の一つで、湿疹やアトピー性皮膚炎でよく使われる「消風散(しょうふうさん)」は、メジャーでありながら奥の深い漢方薬です。

文字通り、風邪(フウジャ)を消すわけですが、“消風”ということだけを頭に入れて扱うと、とんだ誤用を招きます。

「消風散」を使うには、風邪(ふうじゃ)が体の中ではなく皮フにあることが大前提で、主に皮フに風熱と風湿がある場合の治療に向いています。

病気が浅いところにあるときに使うものですから、けいれんやリュウマチには使えません。
これらについては、中医学基礎理論の解釈で学ぶことができます。

「消風散」という漢方薬は、寒性、温性、補血の作用を併せもつ構成になっています。

もともと風邪(フウジャ)は化熱しやすいため、寒性の薬(熱をさます)が中心になりますが、温性は発散する力が強いので、風邪をより早く外に追い出すために使われます。
これは漢方の「温寒併用」という配合方法の一つです。

さらに、血液が良い状態になると風邪(フウジャ)は自然に消滅していくので、その観点から「消風散」には補血・活血の生薬も配合されており、とても優れた漢方薬です。

ただし、配合にはバランスがとても重要になります。

アトピーは非常に複雑です。たとえば、患者さんに熱が多い場合、消風散に清熱薬を加味しますし、熱がほとんどない場合は、消風散に温性薬を加味します。血虚がひどい場合には、四物湯(シモツトウ)を加味します。

問題は、熱の多い血虚の特徴を判断できないと正確な加減ができないということです。

「かゆみがある」場合は、風熱、血虚の病理状態を確認してから、効果的に消風散を使いましょう。

国際中医師試験は、中国政府の外郭団体「世界中医薬学会連合会(正式名:世界中医薬学会聨合会)が、世界の漢方・中医学従事者を対象に、正しい中医学知識を有する人材であることを証明するための試験として実施しています。

■ 試験日:7月2日(土)、3日(日)の2日間

■ 開催地:日本医科大学 橘桜会館

■ 試験科目:6教科 各90分

  中医基礎理論、中医診断学、中薬学、
  方剤学、中医内科学、弁証論治

■ 合格基準:各教科 60点以上で合計360点以上

上記試験に合格すると、中医学の理論を習得し、その理論を臨床に活かし、病気の部位、性質、及び病気の軽重を判断して適切な治療を施す能力(弁証論治)を有することが証明されます。

また、以下証書が授与されます。

・国際中医師 合格証書
・国際中医師 合格証書(パスポートサイズのもの)
・成績書
・公正証書

受験される皆様、がんばって下さいね!

自然の医学である中医学では、自然と同じように人間の体も春(生)→夏(長)→秋(収)→冬(蔵)と変化していくと考えます。

冬の蔵とは、冬眠でもわかるように、すべての生命体がエネルギーを節約したり蓄えたりしている状態です。そして春はそのエネルギーを発散し、成長していく時期。これが転換期です。

五臓すべてが転換期になりますが、その中でも特に肝の疏泄機能を助けることが大切です。

そのために中国では古くから、「春には縛っていた髪をほぐせ」などと言われました。

リラックスのすすめです。

朝のブラッシングを普段より多めに丁寧にしたり、心静かに散歩したりして、運動したり、ゆったりと気を発散させることが、肝の疏泄作用を応援すると考えられてきました。

陽射しがあってもまだ薄着は控えて、少し汗ばむぐらいの服装がベター。体を締め付けるような窮屈な服も避けた方がいいでしょう。
陽気を発散させる作用のある菊花茶を外で飲むのも、この時期のお勧めです。

この時期に五臓の転換がうまくいかないと、イライラする、眠れない、というような症状が表れますし、夏以降にもいろいろと体調不良を生じやすくなります。
健康な一年を過ごすためにも、春の養生は「ゆらゆら」でいきましょう。
大事なプレゼンや大舞台では、誰でも多少は緊張してドキドキするものです。

人と比べず、自分のできることに集中すればいいとはわかっているものの、その場に臨むと、うまくやりたいと自分に期待してしまったり、自分の能力が急に不安になったりして、せっかく準備したのにいまいちだった……、ということがあるものです。

このとき体にいったい何が起きているのでしょう。

極度の緊張が続くと、一時的に肝の疏泄機能に影響が及んでいると考えられます。

感情の変化によって気の流れも変わり、緊張すると気が滞ります(気の流れが止まる)。
これを中医学では「肝鬱気滞」と言います。

すると
1. 陽気が発散できず津液が漏れるため、冷たい汗が手の平から出てくる

2. 胃腸の気が上昇しなければ、下痢や腹痛、尿漏れに

3. 心臓の気が上昇しないと動悸や不安に

4. さらに上の脳に気が上昇しなければ、瞬間的な判断力、対応能力が低下し、頭が真っ白になる

といった症状が考えられ、肝機能が低下するほどこれらの症状は出やすくなります。

緊張は誰でも多少はあるものですが、あまりに症状が激しい場合は、肝が弱ってないか、漢方のプロに相談してみてはいかがでしょう。