名医の見分け方~中国でのお医者さんレベル最終編です。
今日は「上工」についてご紹介します。
前回ご紹介した「中工」は、一般の病気にほぼ対応できます。
しかし、難しい病気、複雑な病気に対しては、まだ対応が難しいレベルです。
これらの病気に対応でき、うまく治療を進められるのが「上工」である第一の証拠と言えます。
第二には、まだ病気になっていない状態である「未病」を治せる力があること。
患者さんをパッと見るだけで判断し治せます。
まさに名医というべき非常に高いレベルです。
ただ、年数が経てば名医になれわけではありません。
ある程度弁証論治ができる中工が、患者さんの病気を分析してきたものを整理整頓し、足りない部分を常に勉強して自分のレベルを上げていくことで上工に近づいていきます。