紫蘇の花粉症の治療の力 | 国際中医師アカデミー とうぎ【中医学日記】

シソは華佗先生、

(三国志の関羽の傷を治療した名医)によって発見され、現在は、痰湿、湿毒などを解毒する働きが注目されています。

 

また紅参と冬虫夏草との配合は

湿毒等を治療するとともに陽気を上昇させ、

風寒襲表を治療できます。

 

十数年前から日本人の研究者はシソに

抗アレルギー作用があることを発見しました。

しかしシソの単独使用では、それほど効果が上げられませんでした。

ところが、中医学の理論により紅参・冬虫夏草を一定の割合で配合することで

アレルギー症状の改善に非常によい効果が得られました。

 

薬理実験からみると、その一つはIgEの強い降下作用にあります。

紫蘇は通竅の構成生薬では、佐使薬として標治の効果が大きく上げられています。