最後にこのブログを書いてから、すぱっと諦めがついてもう二人目のことは一切考えなかった・・・とは決して言えません。
時折40代半ばで妊娠・出産した有名人のニュースが流れたり、子供と同級生のお母さんが実は45歳で出産していたことがわかったり、ちょっとしたきっかけで「私にだってまだ希望はあるのでは?」と頭をよぎったことは何度もあった。
それから、二人目、三人目が生まれた友人が可愛い盛りの赤ちゃんの様子をFBで紹介しているのを、なんだかさみしくて見たくないような心境になったことも。
ただ、それは私が二人目がほしいっていうより、あっというまに過ぎてしまった娘の赤ちゃん時代を「もっと楽しめばよかったな」と後悔したり、仕事で忙しすぎて一番かわいい時期を見逃してしまったような気がして、自分を責めたり、二度と取り返せない過去を悔やんで苦しかったり・・・
そういう心境であって、単純に「私も欲しい」というのとは違った。
そのことに気づいてから、さみしい気持ちになるたび、目の前の娘にフォーカスするように心がけていた。
私がほしかった赤ちゃんは、ここにいる。目の前にいる。小学校にあがった娘。もう赤ちゃんではなく、幼児でさえなく、ときにプリティーンのような生意気な口をきく娘だけど、寝顔はまだまだ幼くて、ママが大好きで、ママを必要としている娘。
そうやって数年が過ぎて、ある日近所に住む友人のところに赤ちゃんが生まれて、あそびに行ったことがあった。
生後ほんの数週間の赤ちゃんを抱っこして、小さい口、小さいお鼻・・・何もかも信じられないくらい小さいお顔のパーツを見て胸がキューンとなるほど可愛かったり、腕や足が勝手にじたばた動く新生児独特の抱っこしたときの感触、胸元に抱いているとママじゃないのにおっぱいを探して小さい頭を必死に動かして口をぶつけてきたり、でもそのうち眠ってしまって今度は安心しきってくったりと私に全身を預けてきたり・・・
可愛いなぁ、と心から思ったんだけど、同時に、もう自分で育てることはできないなぁ、としみじみと思った。
私はさんざん抱っこして「可愛い!」と言って、数時間したら帰る。母親にはそのあと、眠れない晩が待っている。何日も、何か月も・・・、睡眠不足の日々、仕事へのあせり、ゆっくりコーヒーを飲んだり暖かいお料理を邪魔されず食べることすらものすごい贅沢になってしまう毎日。
こうやって、友人に生まれる赤ちゃんをときどき抱っこさせてもらうくらいでちょうどいいな、と、負け惜しみでも酸っぱいブドウでもなんでもなく、本当に初めて心からそう思った。
勤めの仕事をやめて、自分の会社を立ち上げて独立したばかり。秋にはもう6年ぶりとなる日本旅行が控えていて、毎日その計画を細かく立てて楽しみでたまらなかった。おいしいお刺身を想像してうっとりしたり。
小学生になった娘と一緒に、どこにでも行ける。もう外食で困ることもないし、長いフライトの旅も大丈夫。家族3人でいろんな冒険をしよう、と意気込んでいた。
そして・・・
まさにそのとき。友人の赤ちゃんを抱っこして「育てるのは無理・・・」なんて思っていたとき。
私は妊娠してたのだった。
In my wildest dreams... I never thought this would happen to me.
・生理が予定日に来ない
・微熱が続く
・胸がはって気分が悪い
という状況のとき、20代や30代だったらすぐ妊娠を疑うことでしょう。
でも私は44歳。
40代半ばというのは、生理が遅れると「妊娠」より「閉経?!」って言葉が先に浮かんでしまう年齢・・
もちろん、閉経そのものは平均50歳だというし、生理が遅れたからってそれっきり閉経すると思ったわけじゃない。が、よく、40過ぎると生理の周期が短くなり、やがて長くなり、来たり来なかったりで、時間をかけて閉経に向かう・・・と聞いていたので、最近たしかに周期が短くなってきていた私は「まさにそのとおり!そうか、こうやって閉経に向かうのか・・・」とさみしい気分で遅れた生理が来るのを待っていた。
夫にも「もうメノポーズに向かってるわ。生理来ない」と言っていた。夫は妊娠検査をしたら、と言ってくれたけど、私は「そんなもったいない、無駄遣い」と言ってしなかった。
でも、生理が遅れて1週間たった日、目が覚めるとまたひときわ気分が悪く、胸がはっていて、すごく変なはっきりした夢を見て、なんだかとにかくふつうじゃない、と思って、やっと検査をする気になった。
検査薬が一個だけ残っていた。「これ高いからもったいない、使いたくない」とか言っていた私だったが、もう妊娠する可能性がほとんどないんだから、今後もどうせ使うことがないんだから、よく考えれば大事にとっておく必要はなかったのだった・・・
検査薬を持ってバスルームに入ったら、目が覚めた娘も一緒についてきてしまった。この子はほんとに一人っ子で、いつまでもベビーのようにママにくっついてくる。「だめ」と言っても動かないので、「ま、いっか、どうせ陽性は出ないんだから、適当にごまかせば」と思って、娘にかまわず検査。
さっそく好奇心いっぱいで「何してるの?!」と聞く娘に、「うん、これ体温計」とか意味不明の回答でごまかしつつ・・・
クリアブルー、持ちやすい形に改良されててすごいな~とか考えつつ、何気なくくるっと裏返したらもう結果が出てた。
長いこと、じわじわと見えてくる結果に目をこらしてじーっと待つ、というのに慣れていたから、不意打ちだった。
青い十字が、なんだかプレゼントのリボンみたいで可愛い、とか全然関係ないことを考えてしまった。

37歳で娘を産んで、二人目に挑戦し始めたのが39歳くらい、それからしばらく頑張っていたから、そりゃあもうインターネットでさまざまな情報を収集している。
44歳で自然妊娠する確率の低さもわかってるけど、妊娠してもそのあと継続することがどれくらい大変かも、頭ではよくわかっている。
たとえ継続してもその子が健康で生まれてくるかどうか保証のないことも。
クリアブルーに陽性反応が出たくらいでブログ記事にして、冷ややかな目で見る人もいるだろうことも。
全部わかってるけど、ここに書きたかった。
なぜかというと、周囲の誰にも言うことができないから。
今現在、数週で言えば6週に入ったところ、若い人の正常妊娠でさえ、まだ配偶者以外のだれにも言えない時期だけど、たとえ心拍確認しても、安定期に入っても、もしかしたら言わないほうがいいかもしれないほど、私の年齢では継続できる確率が低い。
もしだめだったら、まるで何もなかったかのように周囲にはふるまわなければならない。
母体にとっては、それがたとえゴマ粒のように小さい存在でも、もう自分の子供だし、立派な生命なのに・・・、「何もなかったこと」にされてしまうのがさみしすぎる。
だからせめてもの記録にここに書きます。
44歳と半年、生理予定日1週間すぎて陽性反応確認。現在6週。アメリカでは8~10週くらいまでドクターにかからないことが普通なので(その前に予約とろうとしても断られる)、アポイントは来週木曜日に入っています。
でも、そのアポイントメントですらこぎつけられるかわからないので、「年に一度のチェックアップ」という形で予約してます。直前までまだ妊娠していたらお願いして妊娠テストに変えてもらうつもり・・・もしかしたらできないかも・・・(チェックアップと妊娠テストじゃ、診察にかかる時間が違うだろうから)
秋の旅行の計画も、妊娠していない前提で変わらず進めてます。私も夫も、来年子供が増えるかもしれないという心配はしてません。もし増えたらけっこう大変なのですが。娘の赤ちゃん用品なんて、家の中にひとつも残ってません・・・全部買い直し・・・、でも、その心配はしないことにしてます。
それより、毎朝起きるたびに「あ、今日も大丈夫だった」と安心するという、1日単位でしか考えられない感じ。
数日前からおなかがすくと本当に気持ち悪くて、一日中喉の奥に何かあるような違和感もあるし、匂いにものすごく敏感になっているし、眠くて昼間、横になってると数秒で熟睡しちゃうし・・・、と立派なつわりっぽい症状が出ている。
けど、今朝起きたらなんか大丈夫だった。ちょっとふつうとは違う気持ち悪さはあるんだけど、大したことない感じ。ふつうに生活できるし、なんというか昨日までの特別な体調感がなくなってしまった。
うまく言えないけど、「やっぱり妊娠してるなんて何かの間違いかも」なんて気がしてたまらない。
これから何回このブログを更新できるかなぁ。誰かの希望になることを願うけど、そうでなくても参考にはなるかもしれないので、成り行きをまた記録したいと思います。
時折40代半ばで妊娠・出産した有名人のニュースが流れたり、子供と同級生のお母さんが実は45歳で出産していたことがわかったり、ちょっとしたきっかけで「私にだってまだ希望はあるのでは?」と頭をよぎったことは何度もあった。
それから、二人目、三人目が生まれた友人が可愛い盛りの赤ちゃんの様子をFBで紹介しているのを、なんだかさみしくて見たくないような心境になったことも。
ただ、それは私が二人目がほしいっていうより、あっというまに過ぎてしまった娘の赤ちゃん時代を「もっと楽しめばよかったな」と後悔したり、仕事で忙しすぎて一番かわいい時期を見逃してしまったような気がして、自分を責めたり、二度と取り返せない過去を悔やんで苦しかったり・・・
そういう心境であって、単純に「私も欲しい」というのとは違った。
そのことに気づいてから、さみしい気持ちになるたび、目の前の娘にフォーカスするように心がけていた。
私がほしかった赤ちゃんは、ここにいる。目の前にいる。小学校にあがった娘。もう赤ちゃんではなく、幼児でさえなく、ときにプリティーンのような生意気な口をきく娘だけど、寝顔はまだまだ幼くて、ママが大好きで、ママを必要としている娘。
そうやって数年が過ぎて、ある日近所に住む友人のところに赤ちゃんが生まれて、あそびに行ったことがあった。
生後ほんの数週間の赤ちゃんを抱っこして、小さい口、小さいお鼻・・・何もかも信じられないくらい小さいお顔のパーツを見て胸がキューンとなるほど可愛かったり、腕や足が勝手にじたばた動く新生児独特の抱っこしたときの感触、胸元に抱いているとママじゃないのにおっぱいを探して小さい頭を必死に動かして口をぶつけてきたり、でもそのうち眠ってしまって今度は安心しきってくったりと私に全身を預けてきたり・・・
可愛いなぁ、と心から思ったんだけど、同時に、もう自分で育てることはできないなぁ、としみじみと思った。
私はさんざん抱っこして「可愛い!」と言って、数時間したら帰る。母親にはそのあと、眠れない晩が待っている。何日も、何か月も・・・、睡眠不足の日々、仕事へのあせり、ゆっくりコーヒーを飲んだり暖かいお料理を邪魔されず食べることすらものすごい贅沢になってしまう毎日。
こうやって、友人に生まれる赤ちゃんをときどき抱っこさせてもらうくらいでちょうどいいな、と、負け惜しみでも酸っぱいブドウでもなんでもなく、本当に初めて心からそう思った。
勤めの仕事をやめて、自分の会社を立ち上げて独立したばかり。秋にはもう6年ぶりとなる日本旅行が控えていて、毎日その計画を細かく立てて楽しみでたまらなかった。おいしいお刺身を想像してうっとりしたり。
小学生になった娘と一緒に、どこにでも行ける。もう外食で困ることもないし、長いフライトの旅も大丈夫。家族3人でいろんな冒険をしよう、と意気込んでいた。
そして・・・
まさにそのとき。友人の赤ちゃんを抱っこして「育てるのは無理・・・」なんて思っていたとき。
私は妊娠してたのだった。
In my wildest dreams... I never thought this would happen to me.
・生理が予定日に来ない
・微熱が続く
・胸がはって気分が悪い
という状況のとき、20代や30代だったらすぐ妊娠を疑うことでしょう。
でも私は44歳。
40代半ばというのは、生理が遅れると「妊娠」より「閉経?!」って言葉が先に浮かんでしまう年齢・・
もちろん、閉経そのものは平均50歳だというし、生理が遅れたからってそれっきり閉経すると思ったわけじゃない。が、よく、40過ぎると生理の周期が短くなり、やがて長くなり、来たり来なかったりで、時間をかけて閉経に向かう・・・と聞いていたので、最近たしかに周期が短くなってきていた私は「まさにそのとおり!そうか、こうやって閉経に向かうのか・・・」とさみしい気分で遅れた生理が来るのを待っていた。
夫にも「もうメノポーズに向かってるわ。生理来ない」と言っていた。夫は妊娠検査をしたら、と言ってくれたけど、私は「そんなもったいない、無駄遣い」と言ってしなかった。
でも、生理が遅れて1週間たった日、目が覚めるとまたひときわ気分が悪く、胸がはっていて、すごく変なはっきりした夢を見て、なんだかとにかくふつうじゃない、と思って、やっと検査をする気になった。
検査薬が一個だけ残っていた。「これ高いからもったいない、使いたくない」とか言っていた私だったが、もう妊娠する可能性がほとんどないんだから、今後もどうせ使うことがないんだから、よく考えれば大事にとっておく必要はなかったのだった・・・
検査薬を持ってバスルームに入ったら、目が覚めた娘も一緒についてきてしまった。この子はほんとに一人っ子で、いつまでもベビーのようにママにくっついてくる。「だめ」と言っても動かないので、「ま、いっか、どうせ陽性は出ないんだから、適当にごまかせば」と思って、娘にかまわず検査。
さっそく好奇心いっぱいで「何してるの?!」と聞く娘に、「うん、これ体温計」とか意味不明の回答でごまかしつつ・・・
クリアブルー、持ちやすい形に改良されててすごいな~とか考えつつ、何気なくくるっと裏返したらもう結果が出てた。
長いこと、じわじわと見えてくる結果に目をこらしてじーっと待つ、というのに慣れていたから、不意打ちだった。
青い十字が、なんだかプレゼントのリボンみたいで可愛い、とか全然関係ないことを考えてしまった。

37歳で娘を産んで、二人目に挑戦し始めたのが39歳くらい、それからしばらく頑張っていたから、そりゃあもうインターネットでさまざまな情報を収集している。
44歳で自然妊娠する確率の低さもわかってるけど、妊娠してもそのあと継続することがどれくらい大変かも、頭ではよくわかっている。
たとえ継続してもその子が健康で生まれてくるかどうか保証のないことも。
クリアブルーに陽性反応が出たくらいでブログ記事にして、冷ややかな目で見る人もいるだろうことも。
全部わかってるけど、ここに書きたかった。
なぜかというと、周囲の誰にも言うことができないから。
今現在、数週で言えば6週に入ったところ、若い人の正常妊娠でさえ、まだ配偶者以外のだれにも言えない時期だけど、たとえ心拍確認しても、安定期に入っても、もしかしたら言わないほうがいいかもしれないほど、私の年齢では継続できる確率が低い。
もしだめだったら、まるで何もなかったかのように周囲にはふるまわなければならない。
母体にとっては、それがたとえゴマ粒のように小さい存在でも、もう自分の子供だし、立派な生命なのに・・・、「何もなかったこと」にされてしまうのがさみしすぎる。
だからせめてもの記録にここに書きます。
44歳と半年、生理予定日1週間すぎて陽性反応確認。現在6週。アメリカでは8~10週くらいまでドクターにかからないことが普通なので(その前に予約とろうとしても断られる)、アポイントは来週木曜日に入っています。
でも、そのアポイントメントですらこぎつけられるかわからないので、「年に一度のチェックアップ」という形で予約してます。直前までまだ妊娠していたらお願いして妊娠テストに変えてもらうつもり・・・もしかしたらできないかも・・・(チェックアップと妊娠テストじゃ、診察にかかる時間が違うだろうから)
秋の旅行の計画も、妊娠していない前提で変わらず進めてます。私も夫も、来年子供が増えるかもしれないという心配はしてません。もし増えたらけっこう大変なのですが。娘の赤ちゃん用品なんて、家の中にひとつも残ってません・・・全部買い直し・・・、でも、その心配はしないことにしてます。
それより、毎朝起きるたびに「あ、今日も大丈夫だった」と安心するという、1日単位でしか考えられない感じ。
数日前からおなかがすくと本当に気持ち悪くて、一日中喉の奥に何かあるような違和感もあるし、匂いにものすごく敏感になっているし、眠くて昼間、横になってると数秒で熟睡しちゃうし・・・、と立派なつわりっぽい症状が出ている。
けど、今朝起きたらなんか大丈夫だった。ちょっとふつうとは違う気持ち悪さはあるんだけど、大したことない感じ。ふつうに生活できるし、なんというか昨日までの特別な体調感がなくなってしまった。
うまく言えないけど、「やっぱり妊娠してるなんて何かの間違いかも」なんて気がしてたまらない。
これから何回このブログを更新できるかなぁ。誰かの希望になることを願うけど、そうでなくても参考にはなるかもしれないので、成り行きをまた記録したいと思います。
