すべてのことを複雑にしすぎている。

例えば、商品・問題・仕組み


『やさしいベーシック・インカム』を読んで感じたことです。


例えば、商品。

保険会社は、商品を複雑化しすぎて

保険金不払いなどの問題を起こしました。

現在では、商品を簡素化して

わかりやすくしています。


例えば、問題。

自分のPC速度が遅く、イラついていました。

いっそ買い替えようかと、家電量販店へ行きましたが

いろいろありすぎて選べず、会社の「アキバ系」の方に相談。

一言「速度遅いなら、メインメモリー増設すればいいだけじゃないですか」

結局、メモリー増設だけで問題解決しました。


そして、仕組み。

日本の社会保障制度がまさにそうです。

生活保護・雇用保険・子ども手当、そして年金など。

いろいろありすぎて、手間も人件費もかかります。

それを解決するのが、ベーシック・インカム(BI)!!


BI=すべての国民が、無条件に、生まれてから死亡するまで、

一定の給付を受ける制度(1人あたり月5万円など)

イメージは「定額給付金」「子ども手当」が毎月、一生、全国民に行われる。


もともと、新宿のホームレスの多さにショックを受けたことから

BIに興味がありました。

雨宮処凛さんや堀江貴文さん、小飼弾さんの本を読んだり

セミナーに行ったりして、BIの日本での実現性を考えていました。


本当にこの本はわかりやすい。ぜひ読んで下さい!

そしてBIが日本でも実現できる可能性が湧いてきます。


第2章の「ベーシック・インカム実現への道」で

2035年夏 日本の状況が書いてあるのですが

このままだと本当に現実化しそうでこわいです。


今の自分にできることは、BIを少しでも多くの人々に知ってもらい

実現可能性を広げていくことだと感じました。