うめママが亡くなって、葬儀も無事におわり
私が一番心配していたのは、正直「入院費」だったんだ
国の難病指定の「ウェゲナー肉芽腫症」は、実は公費負担なんだ
ということは、国が治療費を出してくれるってこと
色々調べると、それには保険所に申請書をださなくちゃいけない。
申請して承認されるには日数がかかっちゃう
もし承認されたら、さかのぼって申請日から公費対象になるんだ。
なので、どんだけ前にこの病気になって病院に通っていても、
申請しなければ、しかも、その申請が通らなければ費用は自己負担
しかも、申請するためにはうめママが「ウェゲナー」だという証拠の検査結果がいるんだ
うめママは本当に幸運にも、医大にうつった時に「ウェゲナーでは?」とM先生は思ってくれた
その日に検査をだして、その結果がでてくるのを待ってた
1週間後、検査結果がうめママが「ウェゲナー」ということを指し示してくれた!
C-ANCA という数値が陽性だったんだ
で、翌日早速病院に申請書を取りに行き、そのまま保険所へ
でも、なんとその認定の会議っていうのは月1回だから、今度は3月19日にその会議でかけてみるってことに・・・
本当は2月分の入院費を3月頭に支払わなきゃいけないんだけど、
病院の好意で申請が降りるまでまってくれることに
でも・・・うめママが生きている時には申請の結果はこなかったんだ
葬儀が終わって数日、ついにそのはがきは来たんだ。
結果は・・・・
承認されてた!!!!!
それをもって病院に支払いに
公費といっても、ベット代や、申請するまでの10日分の費用は自費負担
対象となるのは薬代や、治療費のみなんだ
個室でも1万なら、集中治療室は1万以上
ということは2万としても45日で90万
しかも、最初の10日分の透析などの治療費を考えると
150万円くらいは予想していたんだ
おかげさまでか、私の前職のプルデンシャル生命は申請さえしたら1日でお金を振り込んでくれる。
だから、それくらいの請求がきたとしても、貯金以外にも当面のお金のあてはあったんだ
病院にいった妹からの電話に私はびっくりしたんだ
その金額は13.9万円だったの
前の病院で払った金額が約半月で12万円だったのに対して
本当に少なくてびっくり
だって、集中治療室であんだけ色々治療してもらったのに・・・合計で26万だよ
なんでこんな病気になったの?? なんて思ったこともあったけど、
うめママはあえてこの病気になったんじゃないのかな??? なんて思えてきちゃう
私達のことを思ってね・・・
お金じゃないんだけど、
でも、うめママらしいなって思えちゃった