福山副長官は今日のCXの新報道2001で「米政府の原子力機関は何度も、
日本政府の対応は適切とのプレスリリースを出している。菅直人首相は
米国のルース駐日大使と会談して説明している」と述べたそうです。

リンク:福山官房長官、原発事故対応「海外との認識の溝を早急に埋めたい」
msn 産経ニュース


いま各国大使館が東京から移転したり海外の方が日本から離れていますよね。
これは何故か?
菅直人は「情報を共有していく」と以前に言ってましたけど全くしていません。

地震発生直後に駐日のある大使館は何度も外務省と話したのですが全く情報が得られず、
「テレビの方がマシだ」と言っていました。各国大使館の移転はその結果でしょう。

ZAKZAKですが「米”放射能パニック”隠蔽政府にヒラリー激怒「信用できない」と
いう記事が有るのでご覧ください。元ソースはNY Timesです。
リンク:ZAKZAK記事

私はテレビは好きではないのであまり見ないのですが今民放を見ていたら、
ある方が米国の定めた80km圏内について「日本は30KMと定めてるんだから
きちんと主張すべき」というような事を言っていましたがとんでもない話しです。

主張するにはまず最初に当事者である日本が情報提供をしなくてはいけない。
これは自国民に対しても同様です。

米の無人偵察機グローバルホークが原発を撮影しましたよね。この画像ですが
米国は全て日本に提供しているのですが昨日19日の毎日jpによると原発上空の
米国から提供を受けた映像を「日本側は、映像を保有したまま公開していない。」
とあります。
リンク:東日本大震災:福島第1原発事故 米軍無人機の映像、
日本政府が公開に慎重 毎日jp


米国は日本にU2偵察機も投入しています。全て日本の状況はお見通しでしょう。
時間がなくてソースを探せてないのですが昨日このような情報がtwitterでありました。
「空母ロナルド・レーガンの画像分析者が艦載機であるF-18が上空から撮影した
45,000枚以上の被災地の写真をチェックし、見逃したSOSサインがないかの
確認作業を行いました」

米国だけでなく世界各国が日本に支援をしてくれているなか日本が情報を出していない。
私は現段階では現状をこのように理解しています。

追記:前回書いたブログについてBBCで異なる報道がされたので今度フォローします。
取り急ぎこちらのブログだけ書かせてください。