昨年ウィーンを訪れたとき、グスタフ・クリムトの
絵をぜひ見たいと思っていました。
私はグスタフ・マーラー(1860-1911)が大好きで、
そこからマーラーの奥さんのアルマ・マーラーの流れで
グスタフ・クリムトを知りました。
それ以来グスタフ・クリムトの絵が好きになり、
もう何年前の事でしょうか、東京池袋での美術展にも行きました。
1990年代に世紀末ウィーンが流行ったので、
ご存知の方も多いとおもいます。
その時「ベートーベン・フリーズ」のレプリカが展示されていたのですが、
今回のウィーンで本物のベートベン・フリーズも見ることが出来ました!
ウィーンには沢山の素敵な美術館があります。
今日は「ウィーン美術史博物館」のブログを書きます。
ここにもクリムトの絵があるんですよ♪
ウィーン美術史外観
ここは1891年に完成した建物です。

中には彫刻が沢山あります。

ここの壁画の一部をクリムトも手がけています。
女性の部分です。暗いですがこの写真でわかりますでしょうか?

ウィーン近代美術史博物館の壁画の説明です。
「Gustav Klimt」という文字、見えますでしょうか。

こちらの美術館でカラヴァッジョ(1571-1610)の
絵も見ることが出来てラッキーでした!
今ちょうど上野の東京都美術館でカラヴァッジョの
絵を見ることができるとおもいます。
他にも大好きなサロメを題材にした絵が3点ほど。
こないだBSで放送されていたサロメのオペラを
録画したので時間ができたら是非みたいです。
家内はバベルの塔を見て喜んでいました。

大きな館内で模写をしている人も普通にいます。
「なんで模写してるの?」と聞くと、
「なんで君はここに居るんだい?」と笑いながら返答が。

この人は自分は画家だと言っていました。

美術館の人に尋ねると、クライアントに頼まれて
模写をしている人も居るそうです。
そういえば、よく売っていますよね。
でも本物の絵の近くで、よくこんな模写が許されるなあ。
美術館との信頼関係なんでしょうか。
バベルの模写もあり完成途中なので美術館が
預かっていました。

この荘厳な建物の2階ではお茶ができます。
ぜひウィーン美術史博物館を訪れたら、
こちらでお茶を!


この美術館を訪れたあとに、ベルベデール宮殿(belvedere)へ行きました。
とても美しい場所で豊かな自然と彫刻に圧倒されました。
ここでクリムトの代表作を沢山見ることができましたので、
次回のブログで紹介します!