今日はブログを書いて休もうと思ったのですがアメーバニュースで
「コワイ事件が多発!睡眠薬って本当に危ない薬?」という記事が
出ていましたので、睡眠薬・睡眠導入剤について書きます。

http://news.ameba.jp/allabout-pc/2010/03/60171.html

この記事では睡眠薬を飲まされて強盗に合うという被害が
主に扱われています。これらの事件は多発していて気を
つけなくてはいけません。


同時に重要なことが記事の後半部分で触れられています。


睡眠薬を飲むと本人が自覚していなくても、
「せん妄」状態になることがあります。


例えば、睡眠薬を服用後、眠りにつく前に携帯メールで、
友人にメールをして、本人が意図していない内容を相手に送ってしまい、
そのメールの為に人間関係が壊れてしまう事があります。
本人はメールを送ったことも覚えていこともあります。
また、インターネットで気がつかない内に買い物をしていた
という事も有ります。


睡眠薬を服用して意識が朦朧とした状態で、
お風呂に入りお風呂場で転倒して頭を打って亡くなった方もいます。


睡眠薬・睡眠導入剤を服用した後はお友達との電話や
メールだけでなく、仕事のメールなども絶対にしないで下さい。
せん妄状態では正しいメールや会話は出来ません。
睡眠薬・睡眠導入剤を服用後は必ずベットや布団に直行してください。
パソコンや携帯の電源は切っておいた方が良いでしょう。


また、睡眠薬・睡眠導入剤だけの影響ではないのですが、
他の薬と併用している場合、寝ている間に無意識に起き出して、
何かをしてしまう場合もあります。
本人が自覚をしていないのに家から出かけてしまう事も有ります。
ご家族と一緒に住まわれてる方は、そのような可能性がある事を
ご家族の方にお伝えしておいた方が良いです。

車を運転される方は車のキーをご家族の方に預ける、
もし1人暮らしの方は車のキーを簡単には取り出せない場所に
閉まっておくのが万全の体制です。


このようなせん妄状態が起きましたら、通院されている
心療内科・精神科の医師の方にすぐにご相談して下さい。


また、この記事で触れられているように昏睡強盗が多発しているので、
日本で許可されている睡眠薬の一部が北米では麻薬扱いになっている
事が有ります。


普段、睡眠薬・睡眠導入剤を服用されている方で、
海外に行かれる方は医師に渡航先を伝えて、
薬を一時的に変えてもらう必要があります。