□大阪・シアターセブンで公開
■未来に向け大切なものとは
能登半島地震で被災した石川県輪島市門前町の石川県立門前高等学校女子ソフトボール部の無修正DVD
少女たちを追うドキュメンタリー映画「私たちの時代」が7日、大阪市淀川区のシアターセブンで公開される。一昨年放送された番組の劇場版。フジテレビのゼネラルプロデューサー、横山隆晴さんは「視聴者の声に押された。いま上映する意味がある」と話した。
2時間半枠で全国放送したところ、大きな反響を呼び、視聴者からの再放送を要望する声にこたえ、再編集して110分の劇場版にした。
「内容は変えず、映像展開のテンポを少し落とし、見た人が想像できる余韻を作りました」
過疎の進む町に住む高校生らに興味を持ち、平成18年から取材を開始。翌年、能登半島地震が起こった。「現実は想像もできないことが起こる」と痛感させられ、テーマを根底から変えた。震災後、グラウンドに立つ彼女たちが再生に向かう姿を2年間追い、計3年間のドラマを編集した。
東日本大震災発生後、横山さんは撮影のため被災地に入った。「かつての門前町の人々と重なりました。震災後の2年間の映像は日本 の近未来。若者と彼らを支える大人にとって、何が大事なのかが映し出されているので見てほしい」