あちゃら語なんて吹っ飛ばせ-41hZudyFAzL.jpg
★★★★★★☆☆☆☆

『音楽』というより『音』と言った方がしっくりくる。そもそもテクノとかって、ビートをループさせることによってグルーヴに陶酔するというか、所謂ノッてきたりするものと思うんですが、オウテカの場合ビートは反復せず、プログレの様に次々に展開が移っていきます。
このアルバムもプログレ的な流れですが、音楽が流れてるというより音楽的アイデアが流れてるといった感じです。これがまた濃いのです。冷たい音色、意味の解らないある意味乱暴なビート、かと思えば変に心地よいアンビエントなハウス。曲単位ではなくアルバムとして全編通して聴くのが最良の作品なんですが、暗いし濃いのにオマケに70分超えるので聴くのには気合いがいるかもしれません。正直割りと聴きやすいM-1を一曲目に持ってきてなかったらこんなに聴かなかったかも笑。


でもハマるとクセになるタイプのアルバムです。そんな僕も理解はしきれないもののついついCDをトレイに乗せてしまいます。星は6つですけど何かの拍子で増えたり減ったりするかも。
僕の音楽への目覚めは間違いなくオーソドックスなロックミュージックなんですけど、最近は…ってか今年に入ってからギターロックよりエレクトロニカやポストロックの方がよく買ってるし聴いてるんですよね。まあただ単に今ハマってるだけなんかも知れませんが。 ここ数日のヘビロテはフォーテット、プレフューズ73、ゴリラズ、オウテカ、ファックボタンズなど。特にインストゥルメンタルが心地良い。
昨日休みで朝から暇やったんで大阪の駅前ビルに行こうと思い、その道すがら。駅のトイレで小学校の同級生と久々の遭遇。暫く喋っていると、なんでもB'zのライヴに行く途中で、チケットが一枚余ってるとのこと。せっかくなんで行ってきましたB'zのライヴ!

私は昔の曲しか知らないんですが、それでも楽しかったです。お笑いコーナーみたいなんがあるんですね。テレビの印象からクールなんやと思ってたらめっちゃユーモラス。
お笑いコーナーも良かったけど何より仕掛けが凄すぎる。巨大ステージが前から後ろに移動しちゃいました。頭上を巨大ステージが通る光景は凄い迫力でした。


ただ音に関してはドームなんで仕方ないにしても、全席指定で椅子があったのが邪魔でしかたなかった。
難点はそこだけかな。