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さやみる小説館

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ーー…3年前


『上西っ
   部活行くで!』

『ぅん!』

『今年が最後の年やから
   最後も優勝しよな』

『頑張らなあかんな』

『あぁ』



15歳、中3
私の人生の中で
1番輝いていた
一生続くと思った



『彩』

『ん?』

『バスケ頑張らなあかんけど
   バンドはどうするん?』

『あ、忘れてた』

『忘れたらあかんやろ』

『ごめんやん』

『まぁええけど』

『今日中に曲作るわ』

『頼むで?』

『へぇーい』



何時もどうりの
帰り道……
部活が終わったら
寄り道なんかせんと
そのまま家に帰る
疲れてるから
寄り道なんて
頭に入っていない



『彩っ!置いてかんといてよ』

『あ、、菜々』

『帰ってたんちゃうん?』

『今日は残るから
   一緒に帰るって
   約束したやん』

『せやったっけ?』

『もーいい』

『ごめん』

『喧嘩はあかんで?2人共』



菜々っていうのは
双子の姉
私双子やねん
年が一緒やから
お姉ちゃんなんて
言いたくなかったら
名前で呼んでる
滅多に喧嘩なんから
しいひんから
周りからは仲のいい
姉妹やって思ってる
まぁ実際そうなんやけど。



『じゃ私こっちやから』

『『バイバーイ』』


何時もの十字路
上西と別れる場所



『なぁ』

『ん?』

『優勝してな』

『あぁ』

『フフッ…絶対やで?』

『約束したやろ?
   私は誰にも負けへんって』

『自信満々に言ってたな』

『負ける気がせえへん』

『じゃ優勝は楽勝やな?』

『菜々が応援して
   くれるならな』

『するよ…ってか
   毎日してるよ』

『流石よくできた姉や』

『へへっ』



菜々とガキの時
約束してん
バスケでは誰にも
負けへんって
私が出る大会は
全て優勝するって。
私は菜々との約束は
絶対に守るって決めたんや




翌日…放課後



(今回の夏季大会大会の
   スタメンを発表する
   山本、上西……)


名前…呼ばれた
上西にも呼ばれてる
よっしゃっ
菜々、応援してや
私絶対に優勝するから




『上西、絶対勝つで』

『彩が緊張しなかったら
   大丈夫やで』

『うっ、、、』

『何時も試合前は
   トイレに逃げ込むし』

『もぅ逃げ込まへんっ』

『お、言ったな?』

『大丈夫や』

『ははっ
   監督困らせんなよ』

『任せろ』



トイレに逃げ込むのは
菜々には秘密
やってみっともないやろ(笑)



(彩…ちょっといいか?)

『森下?』



森下どしたんやろ
同じ学年で
同じクラスやのに
あんまり喋ったことがない
部活何か3年間
一緒やのに喋らへん
だから呼ばれた時
びっくりした



『どした…⁉︎』

(こんなことしたくないけど
   こうでもしなかったら
   私3年間補欠やん。
   彩ばっかりやん
   私ん家有名な財閥やん?
   だから彩を潰そうと
   思ったら余裕に潰せるねん)

『正々堂々とっ…』



もう……無理や
鉄パイプもった
柄の悪いやつらが
私に走って向かってくる
菜々、ごめん