You are kind10 | さやみる小説館

さやみる小説館

ブログの説明を入力します。

『、、、、彩』

『彩があんなに怒るとはな』

『……ぅん。
   感情剥き出しするのは
   久しぶりに見た』

『みるきー、行かんでいいの?』

『どこに?』

『どこにって、彩のところ』

『お人好しって言われてんで?
   行けるわけないやん
   しかもこれは私も怒ってる』

『お人好しってことに?』

『ぅん。彩から謝らないと
   私は謝らへん』

『でもさお母さんが亡くなったら
   彩は壊れそうな気がする……』

『……私もそれが怖い
   だからそうなる前に
   彩を1人っ思わせへん』

『そうやな』



彩は私と朱里が
いるのに1人やって
思ってる……
だからこれからは
1人やって思わせへん



ドンドンッ

ガラガラガラ


『彩……?』


彩の部屋に入ると
真っ暗で静まり返っていた
ベッドの上に
丸まったものが見えた




『彩?寝てんの?』

『…………………』

『彩?』

『ほっとけって言ったやん』

『………』

『何で私に関わるん?』

『幼馴染みやからやろ?
   彩が傷付いたんなら
   彩の左で支えるのが私やん』

『っ、、それは昔の話やん』

『まだ強がる気?
   私は今でも、これからもって
   思ってるけど?』

『…………………』

『土曜日にお母さんと
   会うんやろ?』

『………』

『そんな姿で会うんや
   カッコ悪、ダッサ』

『っ何がわかるねん‼︎』

『わからへん‼︎
   彩の気持ちはわからへん‼︎
   でも、でも支えにはなりたいねん
   すぐに1人って思う
   彩を支えたいの‼︎』

『っ、、、、はっ?』

『ホンマのことやで?』

『……どうせ美優紀も
   私の隣から消えるんやろ?』

『彩はアホなん?
   私がそういう人に見える?』

『………見えへん』

『やろ?だから安心して、な?
   怖いのはわからへんけど
   戦ってるのはわかってるから』

『……………』

『もぅ、、、彩ぁ。』

『わかってる』

『ん‼︎よろしい‼︎
   で?言うことあるやろ?』

『えっ?支えてくれてありがとう?』

『や、それもやけど。』

『なんやねん。わからへん』

『お人好しって言って?』

『っう、、、ホンマのことやもん』

『へぇー。じゃ、もぅいいよ
   晩ご飯一緒に食べようと
   思ったけどやめとくな』

『あ、、えっと…ごめん』

『フフフッ
   食べに行くで』