osakana ni naru

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し く し く 泣 く

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ツリーのてっぺんにかざる星

綿でできた雪

きらきらとぼやけて滲むイルミネーション


黒いタイツを履いてお気に入りのワンピースを着ていたわたしに サンタさんはおかしの入ったブーツをくれた

世界はいつもと少し違って なんだかすべてが幻のようだった

静かに 静かに

夜が降り積もる


ほんとうに 幻だったのかもしれない


ツリーのてっぺんに星をかざりたかった

小さな家には明かりを灯せる

キャンディのように曖昧に光るよ


静かに 静かに 

降り積もる

あの夜が いまでも









たくさんの光が降る。瞼に落ちて、溶けていく。あのなかに溶けてしまえたら、きっとわたしも優しくなれるのに。
ぜんぶを手離して、ひとりになったときわかるかな。
どこにも行きたくなかったことを、知ってしまうのかな。





みどりのチェロキー。山の中の家具屋さん。人見知りの犬にわんわん吠えられても平気だった。木漏れ日の中で食べるメロンパン。涼しい風が秋のにおいをわたしにくれた。
その日はとてもよく晴れていて。

青ばかりを目で追っていた。あの日に戻りたい。




歩いた

霧雨の中をひとり

夜のにおいもかき消されて

なみだに滲んだ赤い光

寂しくてたまらないとおもった

ひとりきりになりたいのに


きみに会いたいなんて

おもった