勇敢さと野蛮さ。③。 | めろんぱんの皮のブログ

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これは野球漫画の話だが、ある部員はコーチから対戦相手へのラフプレイをする代わりに監督にスタメンに推してやるとそそのかされる。

その選手は今まで野球一筋、家族もバックアップしてくれた。そのためにもスタメンで最後の夏をという気持ちが強くなり、コーチの提案に乗る。チームは勝ち進むが、勝ち進むにつれ罪悪感が強くなる。そして、ベスト16進出が決まった日にコーチに話す。

こういうのはもう僕で最後にして下さい。じゃないと今までのこと全部監督に話します。

こう話した後に野球はもうこれきりと決断する。

あくまでも漫画だけど、高校野球はこういうことあるかもなぁ、と思わせる位に日本において甲子園出場というのは存在感がある。ちょっと存在感がありすぎて変なことがたまに起こる。

子供は夢を叶えたい一心に突っ走る。時に危ない橋も夢実現のために平気で渡ろうとする。それを時に止めるのが大人の役割だったりするのだが、時にその存在感のデカさからその危ない橋を渡るのを助長する大人もいたりする。要はその大人もその夢に呑まれてしまっているのだろう。

時に根性も叱咤も必要なんだろうが、その叱咤が指導者の自己実現のだけのものなのか、選手の短期長期的な成長のためのものなのかは考える必要がある。

そういう意味では北海道で野球している監督は褒める褒めないの使い方がすごくうまいなぁ、と思う。