登山を始めて2年が経つ岳登と嶺花です。
週末山歩を通して私たちにできること・やりたいことを模索しながら週末山歩を楽しんでいます!
翌朝3時起床、3時半こもれび山荘を出発。
暗い夜道を歩き始めるのは屋久島縦走以来。
とにかく怖がりな私は後ろに岳登くんに歩いてもらいましたが、そうすると前が怖い
ヘッドライトを付けていても怖いものは怖い
「私の斜め後ろを歩いて!!」
怖い気持ちをぶつけながらわかりにくい注文を突きつけられて岳登くんはどうしていいかわからずにいたはずゴメンネ
どこからどう流れているかも見えずに音だけが聞こえる水の音の怖さと、静か過ぎる森の中をひたすら歩く早朝登山はメリットもあればデメリットもあり悩ましいところです。
私たちは仙水峠コースをピストンしました。
5時頃の朝日に間に合うよう仙水峠に到着。
手前のゴロゴロ石のところで道迷いしましたが、後から歩いて来られた方たちとマップを確認しながら登山道を探して何とか到着しました。
暗い夜道、そして初めて仙水峠に向かう方、手前のゴロゴロ石の道は要注意だと思います。
ここから見るご来光は最高でした。
朝日に照らされた木々が本当に美しく魅了されました。
左に北岳
右に仙丈ヶ岳
左に摩利支天
右に鳳凰三山
途中からお花がチラホラ少しだけ見つかりました。
北岳のカッコ良さを初めて感じました。
北岳に惚れてしまいました。
鎖場が数カ所ありました。急斜面なためストックが邪魔になりました。
甲斐駒ヶ岳の山頂直下にある直登と巻道の分岐。
直登されてる方が結構いらっしゃいましたが最初の石段をクリアするのが大変だとのことでした。私たちは巻道で向かいましたが、そっちはそっちで砂地を歩くため足にかなり負担がかかり体力が相当奪われた感覚でした。
甲斐駒ヶ岳が白く見える正体はこの花崗岩でした。
ついに登頂!!
かなりキツかったーーーー
10時にはガスが上がり山頂からの景色はあまりよくありませんでした。こもれび山荘でお願いしておいたランチボックスはお稲荷さん。なんか軽いなと思っていたらお稲荷さんだったとは。箱が大きめだったので期待してしまっていました。勿論、足りませんでした。とは言え、用意してもらえるだけでも有り難いこと。。。
最近よく見かけるトウヤクリンドウ
イワウメの咲き後
ナナカマドが赤くなってきていました。
帰りによく見えた甲斐駒ヶ岳。
自分が登ったようには感じられません。
迷子になりやすいゴロゴロ石道。
明るくなった帰り道、朝の迷子になった位置を確認し原因を紐解きながら下りました。
南アルプス天然水
今回初めての甲斐駒ヶ岳は仙水峠コースをピストンしましたが、とにかく疲れました。暗い夜道で緊張していたことや、足場の悪いゴロゴロ道が長かったこと、大きな岩や石の上を歩くアップダウンの激しい道があったり、砂地の道をひたすら歩いたこと、、、距離も足場も私にはとてもキツい登山でした。
また「たけだ」のソースカツ丼屋さんへ
「もう甲斐駒ヶ岳は嫌だ」
山行を振り返りながら夕飯を食べる時間がいつも楽しいです。
夜はお宿で南アルプス村で購入したアップルパイを食べて眠りにつきました。
夏の高山は午前中には雲が上がってくるので山頂には出来るだけ早い時間帯に到着しておくこと、午後14時頃からは夕立や雷の恐れがあること、お花は8月にはもう終わり、ということがわかりました。
高山植物ももう終わったし、紅葉までの登山はどこが良いのかな…