2023.11月下旬、私たちは二度目の八ヶ岳へ行ってきました。去年行った北横岳の雪山をイメージして行きましたが今年は暖冬で雪がかなり少ないようでイメージとは全く違いました。とはいえ一応最初からアイゼンを付けて登りました。


今回の行程は渋の湯→高見石小屋泊→中山峠→黒百合ヒュッテ→天狗岳→黒百合ヒュッテ→渋の湯。


最初はこんな感じの道を歩いていきます。

岩がゴロゴロ頭を出していてアイゼンが当たる当たる…


日差しがあるところではアイゼン要らないくらいでしたが外す面倒とまたいつ雪道が現れるのかわからなかったので付けたまま登りました。


疲れていると忘れがちな振り返り。

人生と同じで振り返りは必要だなと考えさせられる瞬間でした。御嶽山や中央アルプスが美しい!


白樺樹林に入ってくる木漏れ日が気持ち良いー


渋の湯から約2時間で到着の高見石小屋でお世話になりました。扉を開けるのが楽しみすぎてワクワクでした!


キャー血が騒ぐーラブラブ

入った瞬間から絵本の世界観!と感じたのは私だけでしょうか。"THE 山小屋"と言った雰囲気たっぷりの山小屋で過ごす夜がたまらなく楽しみになった瞬間でした。


八ヶ岳の手拭いにそれぞれの山のバッジがつけられていました。マネしたーいニコニコ


玄関兼談話室の真ん中に暖炉があり、みんなが集まっていました。椅子とテーブルが同じ高さなので間違わないよう注意です。


ジャジャン!

動画やブログで見たことのある高見石小屋の人気メニュー揚げパンを全種類いただきました!岳登くんと二人で食べましたがペロリと完食もぐもぐ 岳登くんはココア味、私はチーズ味が一番気に入りました。それぞれ粉がたっぷり振り掛けられているので食べる時には要注意です(岳登くんボロボロ膝に落としていた)。


揚げパン食べて休憩が出来たので、小屋からすぐの高見石に登ってみました。

雑誌で見たことのある池の風景に「今、私はあの日見たあの場所に立っているんだなぁ」となんとも感慨深い気持ちでいました。白く見える池は氷を張っていました。


高見石から池の反対側を撮りました。

乗鞍岳が綺麗に見えていました。


次は小屋から白駒池まで散策。徒歩約40分(帰りは登りになる為1時間位かかりました)。

凍った池を見るのは初めてでした。

アイススケートしたいなと思いました。


白駒池から戻るともう夕焼けの時間。

池からの帰り道が意外にキツかったけれど、小屋に戻ってから夕陽を見るためにもう一度高見石に登りました。


お昼とはまた違った夕方の空と凍った池がすごく素敵に見えました。


太陽が沈むと小屋にはランプが点き始めました。


ランプと暖炉の炎の灯りしかない小屋内で、しかも携帯電波も入らない(au)中で過ごす時間はものすごく特別でした。何もないのが幸せな感じでしたドキドキ


読みたい本がある方は夕陽が沈むまでに読むことをオススメします。


ダイニングにあったメニューを見て想像しながら唾を飲み込んで暖炉前で待ちましたチュー


ジャジャン!

ここはフレンチレストラン?と感じてしまうほどの美しいお料理が並んでいるのを見て幸せになりましたラブラブ


全て、本当に全て美味しかったです!

特に私が気に入ったのは右上にある緑のお野菜の素揚げでした。プチヴェールという洒落た名前のお野菜を素揚げしただけのものが物凄く美味しくておかわりしたかったですラブ 最後までとっておいて最後に堪能しました。


メニューにはなかったデザートのティラミスが出てきて大興奮!それもまた美味しくて幸せディナーでした。食後も暖炉前で炎を見ながら癒されていました。



夜になると山小屋オーナーさんによる星の解析が外で行われました。その時の気温は1℃、いつもよりかなり暖かいとのことでした。


この時期の空には春夏秋冬の星が見えるんだよと教えていただきましたキラキラ


外から戻ってまた暖炉前で休憩。

私たちは個室を予約していましたが、部屋内が寒かったので寝るギリギリまで暖炉前に居ました。スパイスから手作りされたホットチャイを注文し暖炉前で飲んでから就寝しましたお月様


つづく…