12日目、モデナへ
フェラーリ博物館の後は、バルサミコ酢の醸造所の見学へ
最低12年の熟成が必要!
収穫されたぶどうは、
ワイン作りと同じように圧搾され果汁となりますが
ワインは、この糖分が発酵してアルコールに
バルサミコ酢は、アルコール発酵させないそうです。
煮詰められた果汁は、まずは大きな樽に入れ
その後、一回り小さなものに順次移されて濃縮
半分の量が次の樽に移され、空いたスペースに新しいものをたしていく、といったシステムのようだ。
明るい蔵は、バルサミコの特徴
ワインなら暗い温度の変化の少ない場所で熟成
一方、バルサミコ酢は、この温度の差が大事らしいです。
樽には、小さな穴が上部にあけられていて、ほこりよけの布が
呼吸するための穴で、酵母と酢酸菌が働き
熟成バルサミコ酢へ。
最初100キロあったブドウの果汁は、
たった1~2キロのバルサミコ酢に。
手間と時間がかかる、だから高価なのは納得です
木樽は、
栗、オーク、さくら、ヒノキなどが使われ、その木樽独特の香りがついて微妙に味が違います。
Acetaia clara, Via Sant'Antonio, 60, Maranello MO,
HPは、こちらへ
チーズの王様、パルミジャーノ・レッジャーノは、
パルマ、レッジョ・エミリア、モデナなど決められた区域でしか作れないハードタイプのチーズ
800年以上前から、ほぼ変わらない製法で作られているそう
昨夕搾った牛乳を一晩置き、上澄みの脂肪分を取り除き、(上澄みはバターや生クリームなどに使用)
翌朝、新鮮な全乳、凝乳酵素も加え熱し、凝固させます。
この工程を見学できるそう
(早朝一日一回)
そして布で濾して数日おきチーズの形にし、
さらに塩水見つけて、加塩させます。
その後、木の上で乾燥、熟成させていきます。
12ヶ月以上の熟成後、
香り、質感、味の検査をクリアしでやっと、パルミジャーノ・レッジャーノとして品質認定されます。
18ヶ月、30ヶ月以上熟成した高価なチーズもあり、
チーズを担保にお金を借りることができるほどです!
つづく…
☆パルミジャーノ工場、予約必須
COOPERATIVA CASEARIA VAL TIEPIDO S.c.a.
Via Montanara, 5, 41053 Maranello MO, イタリア
Tel 0536 940041
月ー土、09:00 - 12:20 、16:00 - 19:30
日、09:00 - 12:00
☆ホテルは、ネットで事前予約。
Corte D'Aibo (コルテ ダイボ)@ボローニャ
ツインルーム、シングル2台、朝食込、109ユーロ
ボローニャから20キロ、バルサミコ酢やフェラーリ博物館もあるモデナにも近い
葡萄畑、丘など緑豊かな田園風景の中にある宿泊施設(アグリツーリズモ)
日本との時差は-8時間。イタリアの方が遅れてます。
1ユーロは、132円(旅行時のレート)
☆旅行記まとめ☆
☆マテーラ、洞窟住居サッシが広がる世界遺産
☆アルベロベッロ、とんがり屋根のトゥルッリ、そして新鮮ブッラータチーズの優雅な朝食
☆ナポリ、ピッツァとモッツァレラ、魚介も楽しめる港町サンタルチア
☆フィレンツェ、世界遺産ピサと赤レンガの街並み
☆ボローニャ 、美食と回廊の街、ボロネーゼ
☆パルマ、モデナ、フェラーリ博物館、アグリツーリズム、伝統的なモデナのバルサミコ酢、最高級生ハムのクラテッロ、パルミジャーノレッジャーノチーズを堪能
☆ベネチア、リアルト橋、サン・マルコ広場、ベネチアングラス
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
イタリア旅行記を、紹介します♪
これまでのイタリア旅行記🇮🇹は、こちらへ