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週クリ管理人のブログ

「週末クリエイターのスゝメ」というブログの管理人をしています。
略して週クリ管理人(笑)

自分の作品をコンテンツとして販売可能なパッケージに固められるレベルにまで達した方は、さっさと販売を開始したほうがいい。

で、そのコンテンツをどうやって販売するのか?ってところで選択肢が広がるわけですが、ざっくり分けると自分で販売するか他人様に依頼するのか…という2系統に分けられると思う。

他人様に依頼するってなると、もう資本力をもつ大手の組織に入り込む事になるので、この場合は何かしらのコンテストなどで実績を持っているほうが有利。根気と時間があればそういった資本力を持つ組織へ営業をかけて回る方法もあるけど、これもなかなか大変な道かと思う。

じゃあ個人で直接お客さんを集めるぞ!ってなると、これもまた結局大変な道だったりする。

音楽なら路上で弾き語りをしながら音源を販売する…なんてのは随分以前からありながら、うまくやれば効果的な手法ではある。しかし、時間をかけられないと難しい。だって、突然とある駅前で弾き語りを始めて、初日からバンバン飛ぶように売れる!なんてことは滅多にない話。むしろそんな事を描いて飛び出しては余計な回り道になる。そもそもそんな風に初っ端から飛ぶように売れる作品を創れるのなら、その時点で大手の組織が放っておくわけがない。

じゃぁどうするよ…。

ここで街中を見渡してみる。

比較的身近にあるコンビニ。四六時中、手軽にお買い物ができてとっても便利。そんな便利な営業形態を維持することで、市民権を得て余程の事がなければ潰れない程度以上のお客さんを集める力を持っている。つまりお店がお客さんを持っている。そこへ商品を卸す事が出来れば、直接消費者の目に触れるチャンスをモノにできる。

コンビニフランチャイズの会社なんて数えられる程しかないのだから、数の限られた交渉で、日本中の何万店もの店舗に商品が飛んでいくのは製造メーカーとしてはたまらない魅力。

しかし、だからこそコンビニ側も売れる物を厳選してお店に並べたい。お店の限られた陳列容積に対して、収まりきらない莫大な量の商品が名乗りを挙げるのだからそんな中から売れそうな商品を選ぶのも大変そう。

そこで活用されているハズなのが、お客さんの購入内容を記録しているであろうPOSデータ。「ポイントカードはお持ちですか?」とウザがられる程に利用を促しているあれ。

ポイントや割引サービスなど、お客さんにとっても有利な特典が用意されている場合がほとんどだが、このポイントカードとセットで購入内容を記録することで、男女別・世代別の分類が可能になる。

店頭で、POSレジに直接入力出来る機能が備わってはいるのだろうけど、人の見た目ほどアテにならないものはない。テレビ番組の中でも時々見られるが実年齢とあまりにもかけ離れた見た目を持つ方は結構な割合でいらっしゃる。また、年齢当てクイズが得意な人、苦手な人を選別してレジ担当を決めるわけにもいかない。故にポイントカードの利用を促して、より多くの情報を整理することが求められる。

そうやって集められたデータを基に今後売れる商品の傾向を見極めたりしているんやないだろうか。ってか、しているよね?知らんけど。

卸す方も、卸される方も、そんな高度なやり取りを経て持ちつ持たれつの関係を築いている。

この流れは、なにもコンビニだけではなく、スーパーやデパートなどでも少なからず似通った攻防が繰り広げられているはず。

そんなことされちゃぁ、商店街の個人商店が太刀打ちできる訳ないわな。

そう思うでしょう?

でも、本当にそう?

わたくしはそうは思いたくない。
商店街には商店街の良さがあると信じています。

もちろんね、ぐうたらな個人商店もあるのかもしれません。しかし、個人商店ならではの小回りの効いたマーケティング戦略があるんじゃないの?

ここでは話題が逸れてしまうので深くは掘り下げませんが(それだけ掘り下げられる程のノウハウも持っていませんw)莫大なビッグデータを分析し尽くせている組織ばかりだとは思えません。これは馬鹿にしているのではなく、それほど難しい分野でしょ?って思いです。

逆に局地的な流行り廃りを肌身に触れて感じられる個人商店では、ならではの分析も出来るんやないの?って思う訳です。もちろん、これもキチンと記録をとって分析するって作業をおざなりにしてはいけませんが。

「コンビニやスーパー」対「商店街の個人商店」という図式。これをアーティストの立場に置き換えるとなんだか見えてくるものもありませんか?

大手出版が売れるか売れないか判らない作品に莫大な宣伝費をかけて全国流通に乗せるわけにはいかんということも、そんな風に考えるともっともなことと。

逆に、いち個人がインターネットの中で視聴者の反応を見ながら創作を繰り返し、やがて記録的な閲覧回数を叩き出すことにつながるのも商店街の個人商店に置き換えられるとおもいます。例えばYOUTUBEという商店街・駅前にアカウント・チャンネルという名のお店を持つ。そんな感じ。

大きな組織では失敗の許されない程のお金が動く故、取り扱う商品にもマジョリティを対象に判断しなければいけない。対して、個人商店では、日々の維持費・生活費を確保していれば、多少の冒険も大組織よりは挑戦しやすい。

何より、個人商店ではお客さんの反応を目の前で見ることができるので、失敗に気付くタイミングも早めに見切りやすい。それに、様々な意見(クレームも含まれるw)を耳にすることが出来、それらの中から次の開発に取り入れる事も柔軟に対応が可能に。

 

ただね、結局のところ、世間では商品の開発・製造・販売って、様々な会社が連なって動いていることが多い。

個人で作品を創作していくにしても、コンテンツとしてパッケージしていく過程で、自分の不得手な部分を外注することも出てくるでしょう。ってか、苦手な部分はドンドン外注出来る付き合いは増やしておいたほうがいい。人は独りじゃ生きていけないものだから…とかなんとか。


そんな風に、コンビニ・スーパーの例で言えばどちらかというと開発・製造を担っている事になるアーティストという立場上、お客さんとの触れ合いをどこまで拡げるのか?というのはなかなか悩ましい問題ではあると思う。

身近に自分の欠けている部分を補い合える人が空いているのだとしたら、サッサとパートナーシップを結んでおくといいかもしれない。契約云々まではいかなくとも、互いに相談し合える距離をその時々の状況にあわせて保っておく、ということ。

ただその場合に、お客さんの管理を丸投げする様な形は取らないこと。常にデータを共有する事は事前にやくそくしておこう。あれっ?これは書面に残しておいたほうがいいし、つまり契約云々ってなるのか?

いや、でも、ホントね、2人の目の前を流れるお金の額が増えてくると何かが狂ってくる…というのはよく聞くお話ですから。だから肝心要の顧客データは共有する点をきっちり確認をして、持逃げのできない形で共有しておきましょう。


お客さんと直接つながっていられれば、新作の公開も直接お知らせすることが出来、直接作品をお届けできるという強固なつながりを持つことが可能に。しかし、そこまでの作業を独りで担うなんて、規模によっては到底無理になる。

「面倒くせぇ〜っ!」って口走る可能性はかなり高いと思われる。だからこそいろんな分野で、その部分はお店に担ってもらう形が定着しているんやなかろか。

お客さんに作品を売るつもりはない!って方は別として、より多くの方に届けたい!って考える方ほど、お金の流れは意識すべき。

で、そんな流れを意識した時、どこまでお客さんとの距離を詰められるのか?むやみやたらに個人情報をオンライン上にばらまく前に慎重に考えておいてほしいと思います。

いや、ホントね、オンライン上(ネット上)にばらまいた情報は消去不可能ですから。