公開から二ヶ月ほどが経過したらしいピコ太郎さんのPPAP。この一曲で、インターネットが持つコンテンツ公開に対する恐ろしい程の威力が再確認出来たんやなかろか。
で、一度ここで整理してみようと思います。
・動画の尺は1分程度でもいい。
・動画のクオリティはボチボチでいい。
・でも、曲はキチンとフォーマットに則っている。
・ツイッターの拡散力はまだまだ健在。
ひとつずつ掘り下げてみます。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
まず、動画の尺は1分程度でいい。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
これは、動画のジャンルにもよるのでしょうが音楽などであれば、ワンコーラスの収録で充分なのでは?という感じ。YOUTUBEであれば、同じ動画を繰り返し見ることもそれほど手間なく見ることが出来る。
とりあえず、動画の主がその動画の中で何を見せたいのか?余計な前振りや言い訳がましい後振りは必要なし。気に入った方は、その動画を繰り返し見てくれるし、なんならその動画を気に入った方はこちらに本編がありますよ!的なお知らせリンクを貼ってゆうどうしてやればいい。
つまり、本編の動画と告知の動画はわけて製作し、告知用の動画を撒き散らして本編に誘導してやる仕組みを意識。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
次に動画のクオリティについて。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
今回のピコ太郎さんの動画は、きっちりスタジオで収録されているらしい。しかし、だからと言ってその背景には何もなく、オブジェのひとつもない。
しかしだからと言ってどこでもいいのか?というとそうでもない。ピコ太郎さんの今回の動画は、背景が白に統一されている。つまり、踊っているピコ太郎さんにだけ目が行く。
他に見せたいモノがあるのならそれを置けばいいが、今回ピコ太郎さんは自身の歌と振り付けだけを見せたかった事なのでしょう。その環境を整えようとするとなかなか身の周りに適格な場所のない場合も多い。
しかし、その場所さえなんとかなれば、あとは三脚にiPhoneを添え付けて撮影すればいい。ピコ太郎さんが今回どの様なカメラを使われたかは判りませんが、iPhoneでもなかなか充分な動画が撮れる。可能であれば、iPhoneを3台程用意して、iMovieでカットのつなぎを編集してやれば、それなりの動画になるはず。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
でも、曲はキチンとフォーマットに則っている。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
今回のPPAPはテクノっていうんですかね?その辺、わたくしちょっと疎いもので厳密にカテゴライズできないので許してください。
ただ、PPAPがA - A - B という流れを持った2部構成で、しかもBは、Aの部分をしっかり周到したブロックになっていることから、曲としての体裁…流れをキチンと持っているわけ。
その辺は、プロデューサーの古坂大魔王さんがテクノ的な音源制作をされていた経歴からも納得。
しかし、曲そのものの厚みは薄いと言って差し支えないかと。
それでも、ビルボードチャートインを果たすのだから解らんわけですw
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
そして、ツイッターの拡散力はまだまだ健在について。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
今回はジャスティンビーバーさんがツイートした事で一気に広まった感が強いですが、しかし、それでもその拡散を起こしたのがツイッターから…というのが大事。(この際、Facebookやその他SNSならなんでもいいかw)
「六次の隔たり」(←Wikipediaへリンク)というのがありまして、平たく言いますと友達の友達を6人たどっていけば世界中の人とつながってしまうらしいよ…ってやつ。
これが、最近ではツイッターやフェイスブックのおかげで最近は4.7人くらいでいいらしいよ…となっているらしい。
この事象が、きっちり6人や4.7人でななかったとしても、フォロワーの方が、6〜7人連鎖してリツートしてくれれば、それなりの人口をカバー出来るんじゃね?ってなります。まぁ、その6〜7人の連鎖が大変なのですがw
今回のピコ太郎さんの場合、その一発目がフォロワー数が恐ろしい程の数を備えているジャスティンビーバーさんからスタートだったことで、とんでもないスピード感を感じさせたのでしょうが、スタートが1000人に満たないフォロワーからスタートしたとしても、その1000人弱のフォロワーさん達がアクティブにツイッターを使いこなしておられる方達であるならば、それなりの拡散力をもたらしてくれるのではないか?
つまり、日頃のリツート返しが大切ってこと。
なんとなくの始まりであっても、自分の畑と近しい人物の告知ツイートを見かけたのなら、まずはこちらからリツートさせてもらう。無償の愛。
その後、こちらの告知をその方がリツートしてくれたのなら、ツイッタ上のゆる〜くいいお付き合いの始まり。
ダイレクトメッセージをやり取りするなどではなく、告知やいいこと言ったな!と思ったツイートをなんとなく相互でリツイートしあいっこする。そうこうしているうちに、相互リツイートの関係が広がれば、やがてはそこそこの拡散力を持つはず。
まぁ、そんな積極的にツイッターを使いこなされておられる方を集めるのがまた時間かかるんでしょうけどね。
故に日頃から自分と同じジャンル、近しいジャンルの方をどんどんフォローしていき、そしてリツイートの反応をチェック。
そして、相互リツイートのリストを作成しておき、そこへどんどん追加。
もちろん、自分のつぶやき以外のものがタイムラインに流れる事にはなりますが、そこは持ちつ持たれつ。同じ状況を許しあえる者同士が集まった時、その拡散力はとんでもない威力を発揮してくれるはず。
お金をかけて広告を打つって事が現実的でない方はこうやって時間をかけるしかない。
あとは、ジャスティンビーバーさんのようなフォロワー数の多い方へ向けたダイレクトメッセージで、動画を見てくれ!なんてアピールするか。
ただし、この手は、スパム判定をされた場合、アカウント凍結。その行為は事実その手法であるからして凍結解除は難しいと思われます。フォロワー数の多い方はこの手のメッセージにうんざりしているでしょうからそのリスクはかなり高めではなかろうか。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
最後にわたくしが気づいた事で締めくくります。
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
ピコ太郎さん、今回のPPAP以前から作品を公開しているような事をテレビで誰かが言っていたような気がするのですが、どうもピコ太郎さんののYOUTUBEチャンネル(公式ピコ太郎歌唱ビデオチャンネル)には以前の作品が紐付けされていない。(9月以降に追加された作品はありました。)
ピコ太郎さんのサイトもどうやらエイベックスのドメイン下にサブディレクトリ形式で設置されており、その内容から、拡散が始まって慌てて付け加えたと思われる内容になっています。(以前の活動を削除してある場合はこの限りではないが、おそらく10月初旬の設置ではなかろか。)
グッズなんかも10月になってから販売開始されているようですが、このタイミングはまぁもったいないですわね…って、何処の馬の骨ともわからんわたくしに言われたくないでしょうがw
なにより一番もったいないと感じたのは、せっかく世界中にPPAPが拡散されて、かなり多くの視聴者を誘導できたのに、その訪れた方々を引きずり込む深みのあるコンテンツ集が用意できていなかったこと。
あ、でも、そんな抜け目のないホームページなんぞ用意していたら、今回のような一点集中型の拡散は起こらなかったんでしょうね。ましてやビルボードチャートインなんて、PPAPのあと、あちこちに訪問者が散らばってしまっていたら、難しかったと思います。その記録を考えると、今回は誘導先なんてなかったことが幸いしたのかも。
検索してもこの人の情報が出てこないことで、益々PPAPに視線が集中したのかもです。
いや、でも、どうせなら、自分の作品全てを、出来るだけ多くの人に見てもらいたいことでしょう。
せっかくコンテンツ倉庫をオンライン上に誰でも手軽に持つことができるんですから。
まぁ、どちら(一曲集中型か多曲分散型か…曲は本当は極です)を取るか?については、人それぞれの戦略もあるでしょうし、正解なんてありませんから、ここまでのお話の中で使えるかな?と思える部分がございましたら参考にしていただければ、と思います。
すでに自分のサイトやブログで公開しているコンテンツをお持ちでお試し動画を作成されていない方は、
1分程度でいいし
クオリティは手持ちの機材で作れる程度で
曲ならワンコーラスでいいし、
(なんならサビだけで勝負するのもあり!)
漫画や小説なら、KeynoteやPowerPointであらすじをレジュメにして動画作成。
(歌であれば、歌詞をレジュメにするのは効果的)
そして、定期的にツイッターなどのSNSでばらまく。
あとは、拡散を夢見て相互リツイートを繰り返す。
お試し動画に喰いついた方が流れ込むホームページも用意。
ここで過去の作品にも触れてもらえる。
あなたの作品が魅力的であれば、そこから糸口が見えてくるんじゃないやろか。
どんなにいい作品でも人に見てもらわなければ喜んではもらえませんから。
