土曜日、カズの家から自宅に帰宅し、
ぼんやりと過ごしていた。
20時には主人が家に帰るし、
夕飯の支度もそろそろしないと。
主人とは10年くらいセックスレスだ。
行ってきますのキスもしなくなった。
主人がどう性処理をしているのか分からないけど、
主人とはもう家庭は破綻していた。
少なくとも、
私の中ではとっくに彼とは無理だった。
そもそも、私が婚外恋愛をする様になったきっかけは、
遊びでやっていたTwitterだった。
私は割と熱心なラジオリスナーで、
東京のラジオ局をラジコプレミアムで聴いていた。
ある番組のリスナーで、
番組のTwitterのフォロワー同士でも色々な交流があった。
東京のエフエム局なので、
全国からリスナーが集まる。
ある時、同じ番組リスナーで、大阪在住の
「ハルキ」からTwitterのDMが届いた。
最初は特筆すべき内容など無かったはずだが、
個人的にDMのやり取りをする様になって、
ハルキと毎日Twitterで交流するのが楽しくなった。
ハルキは大阪に住む普通のサラリーマンで、
40代の既婚者だった。
子供が3人いる。
ある時、またハルキからDMが届いた。
”電話していい?”
そのメッセージに私は心臓の音が速くなるのを感じた。
それまで、結婚してから、主人以外の男性と、
メールのやり取りもしたことがなく、
ハルキとのDMのやりとりも、
私にとっては秘め事だった。
他の男の人と電話するなんて、
「浮気」に入らないかな?
そんな子供みたいなことを考えた。
”響子ちゃんの声が聞きたい
...5分だけでいい”
”5分だけなら..."
私は自分の携帯番号を告げた。
ハルキは、会社から持たせられている携帯で電話すると
言っていた。
携帯の着信音が鳴る。
「...もしもし」
「もしもし、響子ちゃん?
ハルキだよ」
軽やかな明るい口調で、ハルキの声が流れた。
早鐘のように鳴る心臓は
今にも破裂しそうだった。
to be continued...
