くしゃみをするとWi-Fiの受信電波が一瞬強くなるようになりました。
ハックション直後のごく短時間に限られますが。
昨年10月に父が死に、その葬儀のタイミングで母を老人ホームから引き取り、以来実家で同居しています。いろいろと制約のある老人ホームより、息子の私が世話をすることで母の幸福度が少しでも改善されるのでは、と思ったからです。
母を迎えるにあたって、父の遺品を普段あまり使っていない部屋に押し込みました。以来、暇を見つけては、かつて父のものだった衣類や書籍やその他のガラクタをまとめたり処分したりする作業を進めています。
とは言っても、もともと私は怠け癖が強くて長時間の集中は不得意ですし、そもそも人生の基本姿勢が「最初っから真面目に働く気なんてないもんね」という情けないものなので、気が向いた時にガラクタ部屋に入って、場当たり的にちょこちょこっと片付けるフリをするだけでした。
それに、3年前に脳挫傷を経験した母には高次機能障害の症状もあり、あまり放っておくこともできません。とはいえ、つきっきりでは家事もこなせないので「見守りカメラ」を導入しました。Wi-Fiを通じてスマホで操作できる便利な道具です。棚に置いたカメラは首振り機能もあるので、部屋全体に目を配れます。
おかげで別の部屋にいても母の行動を頻繁に確認できるようになりました。手元にスマホさえあれば、自室で過ごす母の状態を観察できるので、余裕をもって食事を用意したり、洗い物をしたり、時折ギターをつま弾いたり、こうしてブログに載せる文章を推敲することもできます。
父の遺品整理をするときもスマホを持参しますが、どういうわけかガラクタ部屋ではWi-Fiの受信が滞ることがあるんです。位置的に電波が届きにくいようで、作業中にふと目をやるとスマホの画面がフリーズしていることが多く、そのたびにアプリを再起動する羽目になります。
めんどくせーなー。
ですが、時折、何もしなくても画面が復活することがあります。そしてそれが、私のくしゃみと連動していることに気がつきました。
私は花粉症ではありませんが、物が散乱して掃除が行き届かないガラクタ部屋ではほこりが舞うせいか、時折大きなくしゃみを連発します。その直後にフリーズしていたスマホの画面が動き出すのです。これはもう、くしゃみが作用しているとしか思えません。
残念ながら、くしゃみによる受信状況の改善は長続きせず、すぐにまたフリーズしてしまいます。でもフリーズ解除のきっかけにはなるので、くしゃみのたびに最新のスチール画像が更新されます。
くしゃみの最大瞬間風速は時速320kmに達することもあると言われていますし、狭い室内での電波受信体制に何らかの影響があっても不思議ではありません。
ただし、この現象はWi-Fi接続時のみに起こります。屋外で4Gを利用している場合、くしゃみは影響しないようです。屋外では室内と違って風の流れが複雑化しますし、また4G通信のデータが暗号化されていることも関係していると思われます。
安定した通信環境確保のため、今後はガラクタ部屋に胡椒を常備する予定です。