メコン河流域では異常な水不足が続いています。
毎年11月頃から翌年の5月頃までが乾季で、降雨が極端に少なくなります。当然メコンの水位も下降するのですが、今季は例年に比べて水位が低すぎる。
一説によると100年に一度の渇水状態だそうです。ラオスを含むインドシナ半島の国々はメコンの流れにかなり依存しており、今回の渇水の影響も多岐にわたります。

とうとうと流れていた大河はどんどん細くなり、最近では場所を選んで十分な助走をすれば飛び越すことが出来そうなくらい、水量が少なくなってしまっています。
そのため、対岸の国であるタイが今まで以上に近くなりました。
これまでは隔てるメコンがあったのでさほどでもなかったのですが、最近はラオス側から色々な物資が盛んにタイに売られるようになっています。
ご存知のようにタイでは現首相と前首相の争いが活発化しており、そのスッタモンダが様々に影響して地方への物資供給が滞っているそうです。ビエンチャンの対岸の町ノーンカイでも物資不足が報じられています。
この機に乗じて、主に農家がラオスの農産物をタイに売って手堅く稼ぐようになりました。昨年までは渡し船で運んでいたものを、今では対岸の商人に投げ渡すだけで事足りるため、コストも以前より低く抑えられるらしい。丸儲け状態。
その結果、国内市場が軽視されつつあり、一部では食料不足の心配も現実化しつつあります。
もちろん、メコン河から得ていた魚や海老などはほとんど獲れなくなっておりますので、水産物は養殖物しかありません。それさえも養殖池の水不足で値段が高騰しております。

昨日の新聞報道によると、ビエンチャン周辺ではビワハゴロモの採集が盛んに行われるようになったそうです。たんぱく質の摂取源として、捕まえて備蓄するらしい。
私も好き嫌いを言うのをやめ、苦手なビワハゴロモを食べる覚悟を固める必要がありそうです。










ところで、本日はエイプリル・フール。
「とうとうと」以下は全部ウソ。