ラオスは乾季に入りました。
来年の5月頃に雨が降り出すまで、乾いた天気が続きます。気温と湿度が低くなるので、日本人には過ごしやすい季節です。

この季節、メコン川越しに見る夕日が最高に美しい。

川端に多く営業するオープン・エアのレストランで、沈み行く太陽と赤く染まる風景を眺めつつ一杯やるのは、なかなかに風情があって良いものです。
アルコールにほぐされて、なんとなく力が抜けた身体を、乾燥して清潔感のある風が柔らかく撫でるように吹き、良い気持ちです。
ノンビリしたペースのラオスで、時間が更に穏やかに過ぎて行くような錯覚を感じます。

例えば海に沈む夕日も随分きれいなものですが、「海」という一般的にはロマンチックかつミステリアスな場所に沈んでいく夕日は別格という気がします。キング・オブ・サンセット。
メコンの夕日は海ではなく、対岸のタイの街に沈んでゆくのです。そのために生活感があり、親しみやすい。下町の太陽。
海辺の夕日はワインが似合いそうですが、メコンの夕日に似合うのは焼酎とスルメ。