今週、とあるパートさんが退職を申し出てきたので、
了承しました。
実はこのパートさん、過去何度も問題を起こしています。例えば、
職場内で、手を止めての私語が多すぎる
誰でもできるような仕事でもいちいち質問してきて、周りが迷惑している
など。特定の方からの報告ではなく、必ず複数の現場の方から
同じ話が毎回聞こえてくるので、信ぴょう性は非常に高いと判断しています。
以上の過去の経緯や指導履歴は、全て記録に残してあります。
会社としては、この方が過去手術後に一部仕事はやれないという
主張に対して、最大限の配慮もしてきた事も含め。
この記録を共有した上で、既に社労士に相談してあり、
退職勧奨→解雇もやむなし、という見解もいただいておりました。
この後半年ほど静かではあったのですが、
今回、身内にご不幸があり、結果的に3週間お休みされました。
お休みされること自体は、色々な事情もおありでしょうから、
一切そこには思うところはないのですが、問題だったのは、
「しばらく休みますの一言があっただけで、いつまで休むのかの連絡がない」
「いつまで休むのか?聞くために、こちらから連絡取ろうと思っても携帯に繋がらない」
「それを一切悪びれていない」
事でした。休む期間が事前に分かっていれば、現場は何とかやりくりできます。
でも、いつまで?が分からない、確認も取りようがない、となれば、
現場は混乱します。実際、現場マネージャーは相当に怒っていました。
先週面談し、その事もお伝えしました。
そのうえで、ここまで何度も周囲への配慮不足や、生産性の低さを指摘されたりで、
もはや周囲と同額はお支払いできないという事で、
時給ダウンを提示し、同意が得られたため、
雇用契約書を巻きなおす話となりました。
そして、その場で指導内容を書面で手渡し、
コメントとサインを後日でいいので本人に求めました。
様子を見ていて、これで今後も何か起きたら、
その時点で即刻退職勧奨、でもこれでもうやめるだろうな、
と見切っていました。
そして実際、週が明けが一昨日、退職の連絡を頂きました。
問題を起こす方には、厳正に、しかしながら、
慎重に手順を踏んで対応する事が必要です。
あれで同じ給料もらえるんだ。
その空気感が一番組織の統治を乱すわけなので。
つらい決断ではありますが、この手の事を断固出来ずして、
役職に就く資格はありませんよね。