四国旅客鉄道 オロ12 6 


鳥取県八頭郡八頭町 若桜鉄道隼駅 


令和6年(2024年) 6月19日㈬ 撮影




旧国鉄12系客車 オハ12 6   として 1969年(昭和44年)に新潟鐵工所で製造。1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化時にはJR四国に引き継ぎ。

1988年(昭和63年)、波動輸送用としてJR四国高松運転所に配置されていた12系の内(当初はオリジナルカラーだったが、直ぐ白地をベースに窓周りをスカイブルー+赤帯に塗装したJR四国色へ改められた)、スハフ12形2両 (3・6)、オハ12形4両(5・6・9・10)の計6両に対して2+1列リクライニングシートの設置やカーペット車化の車内設備のハイグレード化を施し、全車普通車からグリーン車に用途変更されてグリーンマークの追加と帯色の変更(赤→青)、番号は「ハ」を「ロ」に変更した。
 オロ12 6・9は、固定窓で車内をカーペット敷きとし定員20名(2窓毎に間仕切りが設置され、1区画あたり4名)とした。
 1989年8月から快速「ムーンライト高知」で使用を開始し、1995年からは「ムーンライト松山」にも使用を開始した。なお「ムーンライト松山」の運転開始と前後して6両とも塗装を国鉄時代のものに復元しているが、本来12系に使用される青20号ではなく、直流電気機関車などで使用される青15号が使用されていた。  
2009年(平成21年)に運行を終了し、稼働率の低下と老朽化から翌年までに6両とも廃車された。

2011年にJR四国からオロ12形2両(6・9)、スロフ12形2両(3・6)の計4両が若桜鉄道に譲渡された。いずれも鉄道車両としては未入籍である。

オロ12 6 2011年7月7日に隼駅で留置され、「ムーンライトはやぶさ」というライダーハウスとして使用されている。


wikipediaより引用












「ムーンライト高知」で編成端になることを考慮し、オロ12では後位(洗面所)側妻面に尾灯が設置されたが、位置が貫通扉下部に寄った特徴的な配置となっている。 





北陸鉄道 ED301と連結された状態にて展示