幌内鉄道 第1号除雪車(原寸複製)

北海道小樽市 小樽市総合博物館

令和5年(2023年)9月30日㈯ 撮影





説明板によると


第1号除雪車

「幌内鉄道の最大の悩みは積雪で 当時は機械力も無く 今と違って除雪には大変苦労しました。そこで貨車の台車を利用して1881年(明治14年)に雪払車を造りました。今のラッセル車とは違い前後の部分が上下して積雪状態に対応していました。本格的なラッセル車は 1910年(明治43年)のアメリカからの輸入車が最初で、 これ以後国産化されて全国に普及しました。この車両は当時の図面、写真からかどから復元したものです」

原寸複製

第1号除雪車(原寸複製)は「旧手宮鉄道施設」の重要文化財「機関庫三号」の内部に保存。

機関車庫三号は1885年(明治18年)に竣工した日本最古の機関車庫。レンガ造りで長手と小口を交互に並べるフランス積み。