
3月7日(木)
旅の2日目は大阪天王寺、天王寺駅から徒歩7分ほどの距離にあるホテルを出発、
天王寺駅とは逆方向へ、四天王寺へ向かいます。四天王寺に行くのは平成5(2005)年7月以来、7年ぶり。
四天王寺は聖徳太子が推古天皇元(593)年に建立したと伝わる日本最古の官寺。
西大門を潜り境内へ。
都会の中の広い寺院、境内は参拝者やせわしく歩く人達をちらほら見かけます。

創建以来、幾度かの戦災や天災にあった四天王寺、境内には古い建築物は少ない。
そんな境内で見かけた「重要文化財」の表記、
石舞台。四天王寺の舞楽法要が行われる舞台。


石舞台の後ろに見えるのは
六時堂 重要文化財
文化8(1011)年の建立。


内部に五重塔が建つ伽藍は朝早い時間のため入れませんでした。
ちなみに「伽藍」の読みは「がらん」、教養のない私は読めませんでした…
旅先ではただ寺社を訪れて撮影してるだけ…

閉ざされた中門(仁王門)、この内側が7年前にも見た伽藍。
門が空くのを待つことなく四天王寺をあとにします。
この日は訪れる予定の場所が多い、ゆっくりしてられん。
四天王寺を出ると遠くに見える通天閣、その方向へ向かって歩きます。

天王寺周辺は「大阪夏の陣」(1615年)の激戦地。
四天王寺近くにある安居神社は真田幸村戦死の地。

安居神社境内。平日の朝、参拝者はひとりもおらず、どことなく現れたネコが水を飲んでいます。

真田幸村戦死之地の碑と幸村像。
この場所で幸村は越前の兵に首を斬られました。
碑に供えられたペットボトルの数!戦国武将真田幸村の人気を物語っています。

安居神社から恵比寿町駅や新世界は近い。
昭和の雰囲気を残した、というより場末のような阪堺電気鉄道恵比須町駅。
これより阪堺電鉄に乗ります。