
4月28日(木)
旅も3日目、最終日の朝を迎えた鹿児島の空は晴れ。
高見馬場のホテルを出発し天文館(鹿児島一の繁華街)へ。
街角に立つ坂本龍馬とおりょうの像。
この夫婦は新婚旅行で薩摩を訪れました。


鹿児島の老舗百貨店山形屋。大正5(1916)年築。
ルネサンス調の外観は平成10(1998)年に復元されたとの事。
朝早いため開店前。残念ながら店内には入れず。

10分程歩き、次に向かったのはザビエル公園。
フランシスコ・ザビエルは天文(1549)年、布教のため鹿児島を訪れました。
それから400年後の昭和24(1949)年、画像のザビエル滞鹿記念碑が建てられました。

ザビエルの胸像、日本史史教科書に載ってる肖像画とはあまり似とらんような…

中央がザビエル、右が日本で初めて洗礼を受けた日本人ベルナルド、左が通訳の薩摩人ヤジロー。
日本史の片隅に名を残した彼らも本名(日本名)は不明。

昨日も訪れた偉人輩出の町、加治屋町へ。
東郷平八郎生誕の碑
日露戦争時の連合艦隊司令長官 東郷平八郎
背後の学校の敷地に遠慮したようなあまりにも小さい石碑。

大山巌生誕の地
日露戦争時の元帥大山、先ほどの東郷の石碑と比べると大きいー

「維新ふるさと館」の脇に展示されている復元民家、加治屋町に生まれた偉人達はこのような家でそだったのでしょう。


加治屋町から鹿児島中央駅へ。
賑わう東口から駅を通りすぎて西口へ。
住宅地の中にある公園、西郷武家屋敷跡へ行きました。
西郷隆盛は西南戦争勃発までの晩年、この地に住んでおりました。
井戸は屋敷の遺稿。

公園内にある庄内藩主菅実秀と西郷隆盛の座像
戊辰戦争で新政府軍と敵対した庄内藩。
維新後に旧庄内藩に対し寛大な処分を行った西郷、
西郷の名声は旧庄内藩で高まり、多くの旧藩士が西郷に教えを乞うようになりました。
西郷が述べたことばを旧庄内藩士が編纂した本が「南州翁遺訓」です。
菅実秀は明治8(1875)年に鹿児島で西郷と対面しています。
この公園の斜め上は九州新幹線の高架橋。
この後は鹿児島中央駅へ向かいます。
乗り鉄を。