
11月23日(火) 勤労感謝の日
福島は朝から小雨模様の天気。駅近くの某チェーンホテルを7時過ぎに出発します。
某チェーンホテルの無料朝食のおにぎり争奪戦、噂どおり凄まじいですな。
徒歩3分程で阿武隈急行及び福島交通飯坂線福島駅の入り口に到着。
ビルの谷間に挟まれたややわかりずらい場所でした。

阿武隈急行と福島交通飯坂線の福島駅は改札口は共用、同一ホームの隣あった番線から発着しています。
この両会社線はウィークエンドパスの乗車可能路線。
まずは阿武隈急行へ。
7:33発 富野行きに乗車。ウィークエンドパス2日目の旅が始まります。

休日の朝の下りとあって車内はガラガラ…
国鉄電車を思い出させるボックスシートから雨の車窓を眺めます。
福島発車後に見える信夫山の木々は赤く染まっていました。
阿武隈急行に乗るのは平成13(2001)年以来3度目。前回の乗車から9年以上の歳月が経ってしまいました。


電車は福島の郊外から田園地帯へと進みます。
8:10 終点の富野に到着。
折り返し電車も発着する富野、そこそこの町や駅と思いきや…
用もないのに富野で下車した理由?、たまたま乗った電車の終着駅だった、ただそれだけです(笑)
まぁこのような機会がなければ、訪れる事のない駅でしょう。
私の旅は99%以上、不要不急の旅ですが……
富野はホーム上に屋根どころか駅舎もない無人駅でした。この日のような雨の日はきつい!
駅前も田畑と民家が点在するのみ。
8:13 乗って来た電車はわずか3分で上り梁川行きとして折り返し発車していきました。雨の中、さりゆく電車を見送ります。
雨が強くなってきました。次の下り到着までホーム上の吹きさらしの待合室で過ごします。

8:39 槻木行きの電車が到着。
電車に乗ろうとすると、ドアが開かない!
この電車はワンマン運転、無人駅での乗車は先頭1両目、後部ドアのボタンを押して乗車、整理券を取る、という方式でした。
久しぶりに無人駅からワンマン列車に乗ったので戸惑ってしまいました。

電車は雨の中、阿武隈川沿いを走ります。

富野発車時点の車内はガラガラ。県境を越え宮城県に入り、丸森、角田と停車すると車内の半分程は埋まりました。


9:16 終点の槻木に到着。JRの乗換駅かつ管理駅。
阿武隈急行の発着するホームでは下車、乗換客の乗車券の確認がありました。
ほとんどの乗客は仙台方面の電車へ乗り換えます。
槻木駅の改札を抜ける乗客はわずか。

槻木の駅前の一角。静かな町でゆっくり歩きまわりたい気もします。
しかし悲しいかな、乗り放題フリーキップの旅、早々と福島へ折り返します


帰路も阿武隈急行に乗車。
槻木9:43発のJRからの直通列車 梁川行きに乗車。
梁川10:29着。2分の乗換時間、10:31発福島行きに乗車。
福島10:59着。あわただしい阿武隈急行の旅は終わりました。
次は福島交通に乗ります。