4/13に即興芝居のワークショップに参加してきました。
今後の私のワークショップにも取り入れられそうな内容で、新たな発見もあって
とても濃厚な2時間半でした。
↓これです。
■ざっくり内容
・連想ゲーム
・箱をつかったエチュード
・ふたりの即興芝居
■まなび
1.とにかく聞くこと、聞き出すこと
連想ゲームは、相手が言ったことからしか繋げられませんので、
相手の言葉を聞くことだけに意識を集中させることができました。
でも、言葉って字面以上の意味を持っていることがあります。
だから、相手が言った連想ワードに疑問(ちょっとしたひっかかり)を持ったら
すかさず質問していいそうです。
質問すると、なぜ相手がその言葉を連想したのか、
不思議と、何気なく連想した言葉に、その人の感情や過去のエピソードや嗜好までもが乗っていたりすることに気づかされます。
例えば、「お笑い」からの連想で、
「チケット」って返ってきたら、背景が気になりませんか?
箱を使ったエチュードも、相手のイメージした箱の中身を
自分の中にも具体的に構築するというもので、
とくかくたくさん細部まで質問して、得られた情報だけから
相手のイメージを具体的に自分の中に描きます。
例えば、相手が「箱から写真が出てきた」といったら、
どんな写真か気になりますよね。
個人的には、「質問して得られた情報だけ」というのが存外クセモノで
相手の言葉から、勝手に自分で情報を補強してしまう、脚色グセに
気づかされました。
*認知バイアスを誘発しやすいと考えれば、恐ろしい癖ですよね。
話が長くなってきましたが、箱を使ったエチュードの効能はもう一つ、
「こちらが質問することで、相手の想像力を増強することもできる」
ということです。
10個20個と質問を受けたら、
自分で設定していなかったイメージについての質問が出てきます。
1対多で質問攻めにすることで、自分の想像力も鍛えられそうです。
2.ひっかかりに敏感になること
これは、1の下地になることです。
相手の言動だけじゃなく、身の回りの風景でも、
素直な目でみると「なぜ?」と思うことがたくさんあります。
それにいちいち気を留めてちょっと理由を想像してみること。
日常生活でいちいち引っかかってたら脳が容量オーバーしてしまうので
せめてワークショップの間だけでも、全力で「引っかかりを大切にする」
を心がけようと思います。
3.芝居は細かいところを造り込もう
ふたりで即興芝居。設定は家の中で、
「ふたりでどちらか一方の誕生日を祝う」というシーンをやりました。
即興だし、実際にケーキやお皿などをマイムでしないといけない
というものありましたが、
芝居を観て感じたことは、「なぜそうするの?」という疑問でした。
面白いストーリーよりも、細かい「なぜ?」が積み重なっていき、
だんだん気になってきます。
細かいところにも気を配って、自然な流れや雰囲気を作ることが
面白い芝居の原則なんだなと改めて感じました。
だって考えてみれば、芝居って作り物[レプリカ]なんだから、
精巧にできてて初めて面白くなるんですよね。
参考)りょーちんさんのワークショップに関する記事
最後に補足。
私も演技とは、
①相手や舞台上の雰囲気を感じ取って、
②その情報をもとに自分の中で感情や思考を生み出し、
③精確に相手(または舞台、観客)に伝える
の3要素だと考えていますが、
②③にばかり気を取られて、①がおろそかになりがち。
そもそも②③なんて水物。野球でいうところのバッティングみたいなもので上手くいくときもあればダメな時もある。波があります。
その点①は相手が醸し出す情報を「きちんと取る」だけなので、練習と意識だけで
誰でもいくらでも上手くなると思います。
これっていま巷で流行り、持て囃されている感さえある「傾聴力」の話ですけど、
そんな月並みの言葉では多片付けたくない、大切なことじゃないかなと思います。
*今回学んだことも日ごろのワークショップに取り入れていくぞー!
ではまた。ノシ

