こんにちは。weedyです。
今期のアニメではないですが、ブログから遠ざかっていた1年間で一番好きなアニメを紹介。
タイトルは「とんでもスキルで異世界転生メシ」
異世界に巻き込まれ召喚された向田剛志は普通のサラリーマン。
召喚時に得られるスキルも他の"勇者たち3人"と違って【ネットスーパー】という意味不明なスキルで、召喚術者たちからは見向きもされない。
おまけに召喚を命令した王国の国王たちは魔族に襲われて困っているというわりに"太っている"、"身なりが派手で豪華"、"悲壮感がない"といかにも怪しい。
これはあかんとピンときた向田は当座の生活資金と口止め料だけをもらって王国を出ることに決める。
その道中、勇者召喚のおまけとして得た【鑑定】【アイテムボックス】が非常に優秀であること。そして謎スキル【ネットスーパー】が現代社会の食品や雑貨、衣類などをお金を対価に即時召喚できる極めて有用なスキルであることを知る。
その能力でいつでも日本のメーカーの調味料などを使い、美味しいご飯が用意できることを知った向田は冒険者を雇い国境超えに挑む。
異世界の食材を食べると一時的にバフがかかってしまったが、そのおかげか順調に国境付近にまで移動したとき、事件は起きた。
向田たち一行が旅をしながら作る料理に関心をいだいた伝説の魔獣【フェンリル】がメシを目当てにやってきたのだ。
異世界の料理に満足したフェンリルはそのまま向田の従魔になると言い出す。
最初は断ろうとした向田だが、圧に押し負けて従魔契約をする。
伝説にふさわしいフェンリルの強さは圧倒的だが、作中でその強さはほとんど肉の調達のために使われる。
ついでに得られた高ランクの素材を各地のギルドで売りつつ、超高価な魔物肉で食事を作りつつ、生まれたてのスライム"スイ"が仲間に加わりつつ、食いしん坊パーティーの旅は続くのであった。
このアニメの何がいいって、料理の作画!!!
イオン、エバラ、花王(これは石鹸ね)、カゴメ、ハインツ、サントリー、ロッテの協力で本物の商品が出てくるのでイメージが付きやすいし、本当にどれも美味しそう。
向田は俺つええなチートキャラではなく、ビビリで軟弱でフェンリルたちがいなければ旅にもでられなかったであろうほど弱い。料理も基本的には料理の素頼りなので他の異世界料理モノとちがってその調味料がなんであるの?という無理がない。
そしてスライムが可愛い。かわいいスライムは正義。
とんでもなく強くなっちゃうけど、それでもスライムは可愛い。
基本的にはほのぼの系ですよ~
ダンジョン飯と比較されたりもしますが、あくまで異世界召喚(転移)系なので。しかもお供がとってもチートなので。ダンジョン飯ほどの切羽詰まる冒険ではないのですよ。
致し方なくモンスターを食材にしているダンジョン飯と違ってとんスキの世界はモンスターの肉が一般的な食材で普通の人は忌避感がない、というのも大いなる違い。
そういう差って案外重要なのよ。
地元民でも忌避するものをセンシとの出会いで立派な料理にして食べていくダンジョン飯は主役がそもそもモンスター食べたい変態だし、向田はもともとはモンスター食べたくない保守的な人間だし、ほんと二つの漫画/アニメは違うのよ!!
とんスキ2期マジで希望してます。次は味の素さんあたりとコラボしてほしいなあ。