今日は私の骨切り記念日。
2020.1.24
遠位大腿骨骨切り術をしました。
気づけばあれからもう4年。
あっという間だな。
骨切りをして
良かったか?悪かったか?
と聞かれたら間違いなく
良かったと言う。

そのときから
ドクターとしての案は
まず右の半月板の手術をする。
その後に左の骨切りをする。
でも私は
サッカーをするために
どうしても早く左をどうにかしてほしい。
左でボール蹴れないなら
サッカーできないと思ってたから。
ただ骨切りをしたからといって
ボールが蹴れるとは限らない。
でも踏み込んだ痛みはなくなると思う。
まずはそこからだと思って
踏み切った。

実際術後は
想像以上にキツかった。
その頃コロナという
謎の感染症が大流行して
退院してからその存在に気づき
職場も行けず
私としては安静期間がとれた。
そうじゃなかったら
絶対に動き回ってたからね。
リハビリは
毎回涙出るほどキツかった。
でもそのおかげで
経過は順調に進んだ。
骨の着きもいいし
ドクターもびっくりするほどの
回復だったらしい。
感覚的には
プレートの違和感はずっと残ってて
もどかしかった。
そしてコロナも終息せず
自分のチームも活動休止した。
落ち込むことが多かったけど
これをプラスに捉えて
この1年でプレート取って
チーム再開したときに
プレーできるように
身体を作っていこうと思った。
でも何度も書くようだけど
プレートを抜く
難しくはない手術で
まさかの麻酔での事件。
ちょっと足踏みした。

これだけを見ると
本当に良かったの?
と思うかもしれないけど
良かったんです。
プレートの違和感もなくなり
左で踏み込むのもできるようになり
チームは活動再開して
私もピッチに立って
関東大会に出て
全国3位という結果もついた。
これだけでも
骨切りして良かったと思う。

でもそれだけじゃなくて
やっぱり骨切りしたからこそ
出会えた人や
知り合えた人がいる。
同じ境遇の人たちから
励ましの声や
たくさんの勇気をもらった。
間違いなく
それがなかったら
心がへし折られてた。

やっぱり
続けることって大事。
頑張れば叶う可能性がある。
頑張るか頑張らないかは自分次第。
その可能性を信じて
諦めないで続けて良かった。

結果的に
ボールは蹴れなかったし
片足ジャンプとかできないし
辛いことのが多かったけど
それよりも
嬉しかったことが濃かった。

ただ今真剣に考えなきゃいけないのは
右をどうするかね。
たしかに後悔はないし
左の骨切りはして良かったんだけど
今この歳で
仕事も忙しいのに
またあの手術をするのが
正解なのか…。
ドクターは
昨日あまり先延ばしにしても
ちょっとどうかなって感じだし。
悩みは尽きない。

とはいえ
4年前頑張った
あの頃を思い出して
そして
ここまで来た自分に対して
お祝いをしよう。