宛てなき道を、人なき道を、ビル無き道を進みながら
答えなき問いかけの無意味さをかみ締め
前へ前へ進む。
進む先が何かに繋がるわけではなく、また同じ場所に戻る。
答えなきものの 答え。
答えあるものの 答え。
そこに大きな違いはなく、どちらにせよ自分の胸の中にある一つの世界が
それを答えだと認めなければ答えにならない。
大きな世界の中で生きているのは知ってる。
多くの人々のおかげで生きているのは知ってる。
お金によって幸せの中で生きているのは知ってる。
今でもしっかりと自然の一部として存在しているのは知ってる。
両親の暖かい腕の中に誕生したことは知ってる。
そしていつか尽きる生命と僕は二人っきりでこの地球を去ることを知ってる。
旅の中で歩を進めることで、心に張った帆は風を受ける。
静寂の中にあった内なる海に、少しづつ大きな波紋が広がり始め
日々感じた情動をかき消すかの用に真っ赤な情熱が太陽のように
内なる自分を照らしてくれる。
旅のはてに。 6へ
