会社の朝礼もまともにできないあがり症会社員でも28日で尊敬されるレベルのスピーチができるようになるブログ
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自分の弱点を攻略する

今回は、あるアトピーの方があがり症を克服した話をさせてください。
身体的コンプレックスが原因であがる方のヒントになるかと思います。


アトピーというのは皮膚疾患の一種で皮膚にかゆみが出てそれをかくことによって
皮膚が赤らんだり、炎症を起こしたり、ひどいことになると体液がでてしまうのですね。

その方はそこまで重度ではなかったのですが、
時期や体調によって顔にアトピー症状がでました。

そうすると顔が少し赤くみえるわけで、
赤面してないのに赤面しているように見えるわけです。

これが嫌でまたそれを恥ずかしいと感じて実際にもっと赤面するのですね。


このことがあって症状があるとき彼は人前に顔を出すのがとても嫌だったのです。


ただ、どんなにあがいてもアトピーの症状が出てしまうことはあります。
何しろ寝ている間に無意識のうちに自分の体をかいてしまうのですから。

そしてそんな状態でも仕事などでどうしても人前に出なくては
いけないこともあったのです。

そこで彼は、

「もうこれはこういうものなのだ。現代医学でも治せない病気なんだからしょうがない。
確かに恥ずかしいけどしょうがない。それが自分なんだから。
ただそれでも食べ物に気をつけたり、保湿をしてなるべくアトピーが悪化
しないようにはしよう。できることはしよう。」

とその症状を受け入れました。

すると、その心構えで自分の心が少し大きくなったのでしょうね。

アトピーがあるときに人前に出ても、
それによってあがることが無くなってきたのです。

もちろんアトピーが無いときの方が気持ちはのっているのですが、
症状が出ているときでも

「今更あがいてもしょうがない。
とにかく今はここで私の話を聞いている方の為にがんばるだけだ。
話の内容に集中しよう。できることしかできないんだから。」

と考えられるようになって以来あがりによる赤面が
なくなったのです。


これはつまり

「自分の方が問題より大きくなった」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ということです。

例えば今あなたの心が100平方メートルあるとします。
そのなかであがりの問題が70平方メートルしめているとします。
つまり心の70%があがりでしめられているわけです。

この時もちろんあがり自体の面積を小さくすることも有効なアプローチです。

しかしそれと同時に

自分の心を大きくすることも有効なアプローチです。

例えば自分の心が200平方メートルになったらあがりは35%、
700平方メートルになったらあがりはたった10%です。

どんな人間でも人前で話す時はちょっと緊張するものです。
つまりこころの10%位は緊張しているのです。

しかし、この緊張は問題でしょうか?
むしろこれくらいの緊張は適度な刺激として必要なものではないでしょうか。

もちろんこの心の面積は比喩です。
心には面積がありませんからね。逆に無限大ともいえるのですが。

ただ私の言いたいことのエッセンスは分かって頂けたのではないでしょうか。

今回の自分の心を大きくするというテクニックの最大のキモとなるのが
「まず受け入れる」ということです。

問題を受け入れずにああ、困った困ったと言ってもしょうがないのです。
まずは現状を受け入れ、その中で出来る事を行う。
それが、私たちができることです。


手が震える方でもこのアプローチをとって
震えが無くなった方がいます。

その方はお花屋さんで人から見られて作業をするときに手が震えていました。
しかし、

「私は緊張すると手が震えるけど、ブーケを作れるし、
他の仕事も出来るんだからそれでいい。
完全な人間なんて居ないし、このことを気にしすぎて振り回されたくない」

と手が震える自分を受け入れたそうです。
そして、そのことによって、自分が問題よりおおきくなり、
手の震えが気にならなくなりました。

もちろんはじめのうち緊張すると手は震えたのですが、そんなことどうでもいいやと考えられるように
なったことで精神的にとても落ち着けるようになりました。
そして、手の震えが次第に収まり、気がつくとその震えはなくなってしまいました。

今でもごくまれに凄く緊張すると震えるときはあるそうです。
ただ、そういった経験はあがり症ではない人でも起こると知っているので、
そのことでまた手の震えが再発したとおもったり怖がることはないとのことです。


自分の弱点を受け入れるのはなかなかつらいことです。

赤面する、多汗症だ、顔がひきつる、などを受け入れるのは時間が掛かるかもしれません。

しかし、それを


「受け入れた」
^^^^^^^^^^^^^^^

ということはつまり
その時点であなたという器はその問題より大きいのです。

だから、後はどんどん自分の心の器を大きくしていけばいいのです。


大丈夫です。
あなたは自分が「あがり症である」とその事を受け入れたのです。

だから、出来る事を行い、一緒に心の器を大きくしていきましょう。


頑張りましょう。


村瀬 篤

あがりを悪化させない方法

あがり症克服専門カウンセラー、村瀬です。
今日もお読みいただきありがとうございます。


先日東京でセミナーを行ったのですが、
遠くは宮崎から私に会いに来て下さった方がいました。

「村瀬さんのメールで確かに変われたんです。」

とカウンセラー冥利に尽きるお言葉を頂き
目頭あつくなりました。

今年もあと少しですが、全力で駆け抜けたいと思います。


===


さて、今日はどんなことをするとあがりが悪化するか、
ということをお話ししたいと思います。

例えば風邪を引いてしまうと免疫力が落ちてから栄養ドリンクをのむより、
もともと元気なときに予防することの方が効果が高いですよね。

あがりの場合も同じく重症になるまえに
それ以上悪くならない方法を知っている事はとても大事です。

ただ、その方法があまり具体的に知られていないので、
今回はそのお話をしたいとおもいます。


「あがりは方法をまちがえなければよくなります」


ですので今日お話しすることをぜひおぼえていてくださいね。

ではいきましょう。





1.人にどう思われているかを勝手にネガティブ想像するのをやめる

あがり症になると人前で話す時に

「きっと赤面している自分をかわいそうだとおもわれている」
「こんな事と言ったらバカにされる」
「あの人は目を合わせてくれないから嫌われたのだろうか」


など、他の人が自分の事をどう考えているかを
マイナス方向に想像する癖がでてきます。

もちろんこれは人間の防衛本能に基づいたものですし、
このように想像することで危険を回避できます。

しかし、あがり症の場合、


ネガティブに想像しすぎるのです。


私はあがり症というのは病気だととらえていません。
(実際医学的にもそういう病気はないです)

あがり症は

「心のバランスが崩れている状態」

だと考えています。


例えば人前で自分の自慢話を延々と出来る人種の人もいますが、
彼らはあがり症の人とは逆に

相手からマイナスに評価されるリスクを十分理解出来てない状態

つまり自信過剰の心のバランスにあるのです。


逆にあがり症の場合

相手からプラスに評価される可能性を十分理解できていない状態

にあって、つまり心が萎縮した状態にあるのですね。


知らない人の前で話す時というのは聞き手の方は基本的にニュートラルな、
つまり0から100まで目盛りがあればあなたへの好感度は50くらいからスタートします。

ですのであなたが普通に喋れば悪くなることはありません。

そこを勝手に相手がマイナスに評価してくるとばかり思い込むのは
実は心のバランスが崩れているということなのですね。

ですから、ご自身が人前で話す際に、
プラスに評価される可能性も考えて見て下さい。

「きっと聞き手の中にも私のようにあがりの方はいるはず。
その人からみれば人前に立っているだけで私はすごいということになって、
プラス評価になっているのかも」

「今日の話は絶対に聞き手の方にプラスになる内容だから、
例え多少話自体が下手でも喜んではもらえるはず。」


このような可能性だって確実にあるはずなのです。

ですから人が自分の事を批判的に見ていると考える癖がないか点検してみて下さい。
人間は気づいただけでその行動をとる確率をぐっとへらせます。



2.苦手な場面から逃げる

人前で話す機会があると、あがり症の方の場合、
これを避けて他の人に頼んだり、そもそもそういった機会に
参加すること自体を避けることがあります。

ただ、これは後々強烈な「自己嫌悪」を生み出します。

私もあがりだったときにそうだったのでわかるのですが、
やはり人に発表を頼んだ後などでは安心すると同時に

・自分は駄目なやつなんだ
・やっぱりがんばってやればよかった
・いつまでも逃げ切れるわけないとわかっているのに


と猛烈な後悔におそわれるのです。

表面上は「この人の方が適任だから」などと言ってあたかも逃げていないかのように
ふるまっていても自分の心から逃げられるわけがないのです。

そして、さらに悪いのが、「逃げ癖」がつくのです。
私はこれを消すのに本当に苦労しました。
あがりだけでなく他のことにも「逃げ癖」がついてしまうのです。

もちろん本当につらい時などには他の方にお願いせざるを得ないときもあるでしょう。

ただ、積極的に逃げる癖だけはつけないでください。

「うわー、これはつらそう」という機会でしたら
YESと言って下さい。

本当に無理な時は本能がNOといいます。
それ以外はYESでいきましょう。




3.薬に頼ろうとする

私は鬱病に関しては薬は必要な部分があるとおもいます。

ただ、あがり症の方は出来るだけ薬に走らないで下さい。


この仕事をしていて信頼関係ができてくると

「村瀬さん、実は私・・・」

と薬の使用を打ち明けられるときがあります。

あがりに関していえばはじめに


「薬は諸刃の剣です」


と言っておきます。

こちらの記事でものべましたが、あがり症は病気ではないので
それにはっきりと効く薬はないのです。

また

「緊張しなくなりましたけど、同時に思考力もおちました」

というお話しや、

「効果が全くありませんでした」

ということをクライアントの方から聞いたことも一度や二度ではありません。


確かに薬がきくケースも有ります。
人によってはそれが必要な場合もあるでしょう。

ただ、薬が効いたにもかかわらず


「やはり薬に頼る自分が嫌で、自分の力で克服したい」


とおっしゃる人がいることも事実だとお伝えしておきます。


私はあがり症の方が「薬を飲んでいた」ことを
まるでカミングアウトするかのような重さを持って私に
打ち明けられる経験を通じ、

あがり症に関して言えば薬は最終的な有効手段ではない

と思っています。

特に、安易に最初から薬に走るのはよくありません。

現在サプリメントがはやっているせいかもしれませんが、
サプリメントより薬はもっと強力です。

体の中に直接入れるものというのはそもそも影響力が
強制的なうえに(体の中に入れたらとりだせない!)
とても強いと言うことを理解しておいて頂きたいと思います。


薬があがりを治すんじゃない。

あなたがあがりをなおすんです






今日上げた3つのこと


1.人にどう思われているかを勝手にネガティブ想像するのをやめる

2.苦手な場面から逃げる

3.薬に頼ろうとする



この3つを心がけていただくだけで大分違ってくると思います。

これらに加えて

こちらのあがり克服講座(全8回)

で話している具体的なあがり克服法を取り入れて頂く事で
あがり改善にむかっていくことができます。

いわば今日の話はこれ以上悪化させないための守備の話で、
あがり克服講座は克服に向けての攻撃の話です。

ぜひ、両方バランスよく取り入れて、
あがり克服へ向けてすすんでいってください。

今日も忙しい中お読みいただきありがとうございました。
村瀬でした。


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はじめまして。
あがり症克服専門カウンセラーの村瀬篤です。

このブログではあがり症克服に関して
私自身もあがりに20年ほど苦しんだ人間として、
そして500名を越える方のカウンセリングをしてきた経験から


「あがり克服にこれは絶対外せない」

という考え方や方法について説明しています。

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